記憶の棘 原題:BIRTH
製作2004年 アメリカ 監督:ジョナサン・グレイザー
脚本:ジョナサン・グレイザー、ジャン=クロード・カリエール、
ミロ・アディカ
出演:ニコール・キッドマン、キャメロン・ブライト
ダニー・ヒューストン
最愛の人を亡くした後にその人の生まれ変わりだという人が
突然自分の前に現れたらどうしますか?
その人を失いたくない、愛しているがゆえに信じるのか・・・・
愛って何なのか考えてしまいました。
(あらすじ)
アナは最愛の夫ショーンを10年前に亡くした。
ショーンの事を忘れる事はできなかったが、
献身的に愛してくれるジョゼフのプロポーズを
最近になって受け入れた。
しかし、突然10歳の少年が目の前に現れ、
「自分は夫の生まれ変わりだ。ジョゼフと結婚しないで」と
2人しか知りえない事を話しだし、アナの心は揺れた・・・。
どこで生まれ変わりかどうか判断するのかな、
自分だったらどうするかな、と考えました。
曖昧ですが、雰囲気かなぁ・・・・・・。
ちょっとした仕草とか癖とかそういうので本人だと
私だったら判断すると思います。
でも、生まれ変わりかどうかなんて
本当はどうでもいいかもしれない。
愛する人を失いたくないから勝手に脳内補完して
あの人ソックリ!と思ってしまうかもしれません。
受け入れるのも愛、つっぱねるのも愛、
愛って難しいですね〜。
ラストはちょっと切なく、2人の関係は今後どうなるのか
わからないまま終わってしまいました。
これからも記憶や心のどこかに棘は刺さったまんまでしょう。
うまい邦題だったと思います。
この映画とは関係ないですが、生まれ変わりという事で
無性に「ぼくの地球を守って」が読みたくなりました。
このマンガもすごくいいお話です。
ラストどうなったか読んでませんが・・・・。