ナイロビの蜂 原題:THE CONSTANT GARDENER
製作2005年 イギリス 監督:フェルナンド・メイレレス
原作:ジョン・ル・カレ
脚本:ジェフリー・ケイン
出演:レイフ・ファインズ、レイチェル・ワイズ
妻の死の謎を追うサスペンスというジャンルだったようですが
私は愛がテーマの映画だと思いました。
(あらすじ)
ガーデニングが趣味の物静かな外交官ジャスティン。
彼の妻テッサは積極的でジャスティンの任務地である
アフリカにもついていき、現地で慈善活動を行っていた。
ジャスティンはテッサの活動には立ち入らないようにしていた。
ある日テッサが事故死したとジャスティンに報告が入る。
彼女の死の真相を調べるうちにテッサが調べていた事が判明、
自らも深入りするうちに・・・・・。
ジャスティンとテッサは対照的な性格なのに
お互い想いあっていてステキな夫婦です。
・・・・・でも、それは彼女の死後に判明するのです。
ジャスティンは決して感情を爆発させたりしないのだけれど、
それが余計につらさを感じさせられました。
命の値段は皆同じではない、
誰かを助けようとしても簡単に助ける事はできない。
わかってはいても普段考えない現実をつきつけてくる
映画でした。
それでも、何か、微力でもなんとかしたいなと
思い続けたいです。
思ってるだけじゃダメで実行しないといけないんでしょうけど、
それはなかなかできないです・・・・・。
邦題に「蜂」とあるので蜂の会社が出た瞬間に
この事件に関連しているのだなと思いました。
だからサスペンス的要素が少ないと思ったのかも。
ロマンスというのとも違いますし、なかなか難しいところです。
>わかってはいても普段考えない現実をつきつけてくる映画でした。それでも、何か、微力でもなんとかしたいなと思い続けたいです。
無力感に打ちのめされる作品でした。何とかしたいと思っても、自分に何ができるのか、それすらもわからないという・・・。とりあえず、関心を持ち続けることが第一歩かな。
ジャンルってホントあてにならないですよね。
と言いつつ私もジャンル別でカテゴリしてますが。(笑)
特にSeesaaは一つしかカテゴリが選べないので
時々困ってしまいます。
一時のブームで終わらせずに
もどかしいながらも関心を持ち続ける事が
大事なのかもしれませんね。
宵乃さんの記事を読んでいたらまた再見してみたくなりました。