2008年01月31日

荒海の下で


海峡
製作1982年 日本 監督:森谷司郎
原作:岩川隆
脚本:井出雅人、森谷司郎
出演:高倉健、吉永小百合、三浦友和、森繁久彌


コレは映画館で観ました。
・・・・・当時7歳、父に連れられ。
同時上映は「寅さん」・・・だったような気がします。
なので、なんとなく思い入れがあります。

(あらすじ)
昭和29年、青函連絡船が沈没し多大な犠牲者を出したため
本州と北海道を結ぶ海底トンネル計画が持ち上がった。
国鉄の調査員阿久津は本州の北端、青森の竜飛に向かい
地質調査を開始した・・・・・。


阿久津を演じる高倉健、相変わらずシブイです!
無口で朴訥だけど村のみんなから「トンネルさん」として
慕われています。

北の海って冬は波がすごいのですね。
私は岡山出身なので波の穏やかな瀬戸内海を見て
育ってきたのですが、岩に砕け散る白波の激しさに
驚きました。

失敗につぐ失敗でちょっとしか掘削が進まなかったり
やっと掘り進めても水が押し寄せてきたり・・・と
苦労の連続です。
今のような技術もなくて、掘れるかどうか
実際にやってみなきゃわからないような状況の中
よくぞ掘りぬいたな〜と感心します。
最後の発破で貫通した時、私も健さんと一緒に
「よっしゃ!」とガッツポーズしました。
(夜中だったのに・・・・)

トンネル掘ってるだけでなくって、竜飛に自殺目的に来た
吉永小百合演じる若い娘さんを救ったりもします。
その女性との恋話。
・・・・恋って言葉で片づけていいものでしょうか。
お互い何も言わないですが(阿久津は別の女性と結婚しますし)
想いあってるはずです!!
トンネルが貫通してホッとした時に2人でお酒を飲むのですが
そこに流れる空気がとてもステキでした。

男たちの闘いに胸を打たれました。
posted by マミイ at 09:14| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。