セブン 原題:SE7EN
製作1995年 アメリカ 監督:デビッド・フィンチャー
脚本:アンドリュー・ケビン・ウォーカー
出演:ブラッド・ピット、モーガン・フリーマン
グウィネス・パルトロウ、ケビン・スペイシー
実は私、この映画、初めて観たときは嫌い!と思ったのです。
ブラピ演じるミルズ刑事が若くて突っ走っていて
性格的に苦手だったので・・・・。
今回観なおしてみて、ミルズの若さを許容できる
自分がいる事に気づきました。
私も若かったのだな〜と改めて実感しました。
(あらすじ)
サマセット刑事はあと7日で退職する。
その後任としてやってきたミルズは若くて血の気も盛ん。
自力で歩くのも困難なほど肥満した男の死体が発見され、
最初は単純な殺人事件かと思われたが
やがて7つの大罪をモチーフにした連続殺人である事が
発覚する・・・・・。
炎と氷、若く突っ走るミルズと冷静沈着に判断するサマセット。
ちょっとだけイラッとくるところもあったのですが、(笑)
ミルズはそんなに悪いヤツではないのだな〜と思えました。
サマセットがいなければ、
事件は謎のまま終わってたんでしょうね。
「異常者」って言葉で片づけてしまえば
事件の裏まで考え付く事はなかったのかも。
ラストは最初に観た時は納得がいかなかったのです。
なんでそんなコトするんだ。
ヤツの思うがままじゃないか?・・・・・・と。
でも、今回はそうは思いませんでした。
葛藤の末にそうするしか方法がなかった事、
彼の苦労がやっとこさわかりました。
・・・・・一応ネタばれしないように
ビミョ〜にぼかして書いてみましたが、
なんのこっちゃかわからないですよね?汗
炎と氷の警察官といえば、『相棒』が浮かんでしまった
機会があれば見てみようと思うよ(^O^)
子供には刺激が強すぎるかも。
(私は子供達が寝静まった深夜に観たよ。)
警察官は熱血も冷静も必要だよね。
『ブラック・ダリア』っていう映画にも
「ファイアー&アイス」と言われてる
刑事コンビがいたような気がする。
私の家は仏教なので聖書を読んだ事が無いので分かりませんが、7つの大罪と呼ばれる罪があるのだなぁとこの映画を観て思いました。
当時は、この映画で夫婦役だったブ〇ッド・ピットとグゥ〇ネス・パルトロウが実際に付き合っていた時期?で結婚するかも?といわれていた2人だったのに別れてしまった?みたいでした。
仏教にも戒律がありますよね。
やってはいけない事はどの宗教でも
似たようなものかもしれませんね。
共演がきっかけで付き合うカップルって多いですよね。
一緒にいる時間が多いからかもしれませんね。
特に恋人や夫婦役だと感情移入しすぎちゃうのかも。
(話題作りというのも、もしかしたらあるのかもしれませんが^^;)
ブラッド・ピットは『Mr&Mrsスミス』で
アンジェリーナ・ジョリーと共演したのが
きっかけで結婚しましたよね。
ミステリー企画で再見しました。
ブラピの威勢のよさ、モーガンの落ち着き
グウィネスの清楚さもよかったですが
ケヴィンの登場で全てを持っていかれました。
最初に見たときなら憎らしいとしか思わなかったでしょうけど、今見直してみると
どうしようもなく惹きつけられてしまう。
そういえば道教を題材にしたサイコスリラーの中国映画「ダブルビジョン」というのがあって、僕は本編は見てないんですがあらすじ聞いてアジア版「セブン」みたいだなと思いました。
>ケヴィンの登場で全てを持っていかれました。
ホームズにはモリアーティ教授、
明智小五郎には怪人二十面相
ケンシロウにはラオウ
・・・・敵の存在がすごければすごいほど、
お話が引き立つような気がします。
(最後はちょっと違う???)
初見時はまったくもって受け入れられない映画だったんですけど
再見したら、ぐいぐいひきこまれました。
>僕は本編は見てないんですがあらすじ聞いて
>アジア版「セブン」みたいだなと思いました。
私も知らなかったので、あらすじを調べてみました。
道教にも〇つの大罪みたいなのがある事を知って驚きました。
ちょっぴりB級臭もするので
また今度観てみようと思います。(笑)
『アンブレイカブル』は年内に再見しようと思っていますので
観てからコメントしにいきますね〜。