チャーリーとチョコレート工場
原題:CHARLIE AND THE CHOCOLATE FACTORY
製作2005年 アメリカ 監督:ティム・バートン
原作:ロアルド・ダール
脚本:ジョン・オーガスト
出演:ジョニー・デップ、フレディ・ハイモア、ディープ・ロイ
ロアルド・ダール原作の児童書『チョコレート工場の秘密』を
ティム・バートンが映画化しました。
このコンビの『ジャイアント・ピーチ』も好きです。
ロアルド・ダールの奇想天外な設定を
ほぼ忠実に再現してるのではないでしょうか?
(あらすじ)
世界一のチョコレート工場の持ち主であるウィリー・ウォンカは
チョコレートの中に入っているチケットを当てた人物を5人
工場に招待する事を発表する。
貧しい少年チャーリーもチケットを手にいれ、
祖父とともに工場に行くのであった・・・・・。
色とりどりの工場内部、ダニー・エルフマンの音楽、
ウンパ・ルンパという小人(顔はみんな同じおじさん!)の
ダンス・・・・・それだけで私はもうお腹いっぱい、
大満足です!(笑)
チャーリー君は主人公なのですが、他の4人の子供達が
アクが強すぎて実はあんまり目立ちません。
控えめな方がいいのかも!?
控えめだけど、自分の意見はちゃんと言えるし。
ブラックな笑いだけでなく、教訓がちゃんと入ってるところが
児童書ならではですね。
字幕で観たのですが、英語をちゃんとわかってたら
もっと楽しめたんだろうな〜と思いました。
オーガスタスとかベルーカとかの名前にも
意味がこめてあったみたいですし。
本作のティム・バートンのこだわりの中で
私が一番気にいってるのは
リスをCG使わずに調教で撮影したという事です。
それを踏まえてリスのシーンを観ると・・・・・
なんでこんな事に労力使うんだ〜、と笑えます!?
コレは公開当時に映画館に観に行って、
鑑賞後、即座に原作とサントラを買いました。
それぐらい気にいりました。
今回観た後も原作が無性に読みたくなってしまいました。
2014.04.30 追記
久しぶりに再見しました。
子どもたちと一緒に観たので吹替え版での鑑賞です。
寝る前に何度も原作を読み聞かせしていたので
子どもたちも大好きな作品です。
やっぱり、何度見ても大好きです。
特にウンパルンパ!!
真面目な顔して踊ってるのがおもしろいです。
ディープ・ロイのおかげで何百倍も魅力的な作品に仕上がっていると思います。
教訓たっぷりの歌だけど、歌だけに楽しく学べるようです。
子どもたちも観ながら「あの子はワガママすぎだよね。」とか
「親が甘やかしすぎてるよね。」とか色々と感じてくれていたように思います。
そして、この映画で大好きな点・・・・・、
それは家族愛がしっかり描かれているところです。
チャーリーくんが祖父母思い、両親思いなのは言うまでもありません。
ウォンカさんと父のエピソードは原作にはないこの映画オリジナルのものです。
しかし、この場面にはいつもグッときます。
『遠い空の向こうに』という映画で担任の先生が主人公に言った言葉を思い出しました。
「あなたは私の誇りです・・・・・・・どんな道を選んでも。」
子供をもって初めてわかる親の愛、
うちの子どもたちにもいつかわかってもらえたらいいな〜と思いました。
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クルミをカンカンって叩くのはわかるけど、耳に近付けて振って音を聞くなんてCGだと思ってたよ
私も調教されたリスが欲しいよ〜(笑)
って言ったらゴミ箱に捨てられてしまいそうだねf^_^;
この映画はハマって昔の映画のも見たけど、音楽の指揮者の違いみたいに
監督が違うだけで、風合いが全然違うね
TVは途中で寝ちゃったからまた見たいと思ってるよ
あはは、ワガママもほどほどにしないと
ゴミ箱行きだね。
息子に言い聞かせなきゃ!(笑)
原作が同じでも全然違う映画になるってすごいよね。
『太陽がいっぱい』と『リプリー』も
原作が同じらしいけど、テイストが全然違ってた。
TVは声優さんには悪いけど、
ウォンカさんの笑い声がキモくって
途中で字幕に変えちゃった。
真面目にやってるのが面白いんですよね。
いつか再見したいなぁと思いつつ、なんとなく先延ばしにしている作品なんですよ〜。
古い方のリメイクを先に観ていたので、こちらの思いっきり大サービスしている感じに圧倒されちゃいました(笑)
リスの調教とか、すごいです!
>ウォンカさんと父のエピソードは原作にはないこの映画オリジナルのものです。
あ〜、そういえばここはしみじみ良かったです。派手なシーンばかり覚えていて、感動したところを忘れてしまっていたなんて!
楽しいだけでなく家族愛を感じられる作品ですね〜。
>ウンパ・ルンパのイラスト、このシーンが大好きというのが伝わってきます。
実は、ジョニー・デップのウォンカさんよりも
ウンパ・ルンパ達が大好きです。笑
どのウンパ・ルンパを描こうかと、とても迷いました。
>こちらの思いっきり大サービスしている感じに圧倒されちゃいました(笑)
こちらはどぎつい原色ギラギラの世界ですから
昔のと比べると、ギャップに驚きますよね。