フル・フロンタル 原題:FULL FRONTAL
製作2003年 アメリカ 監督:スティーブン・ソダーバーグ
脚本:コールマン・ハフ
出演:ジュリア・ロバーツ、ブレア・アンダーウッド
ソダーバーグ監督の群像劇なのですが、わっかりにくかったです。
「フル・フロンタル」とは「まっ裸の」という意味があるそうですが
裸のココロ・・・・・わかんなかったです。
(あらすじ)
今晩は映画プロデューサー、ガスの誕生パーティがある。
俳優カルヴィンと女優フランチェスカは招待されているが
映画「ランデブー」の撮影をしていた。
企業の人事部長であるリーは夫カールに離婚の申し出る
手紙を書き出社、今日もリストラの面接を続ける。
カールは脚本家で今は雑誌社に勤めているが、
会社を首になってしまう。
リーの妹リンダはマッサージ師。
男性との関係が長続きせず、今度はネットで知り合った相手と
出会う約束をしている・・・・・。
冒頭で登場人物の説明が英語でザザッと出るのですが、
字幕はナレーションにのみつけられているので
最初は意味がわからず巻き戻し、一時停止して読み返しました。
その後映画の中で映画撮影が始まるのですが、
それも説明がないので「何で二役も必要なの?」とか
思ってました。
日常生活は家庭用ビデオを意識しているのか
ピントがずれたような映像もあり、
わざとなのはわかるけれども、時々観にくかったです。
監督の真意も私にはピントがずれていたのか、
あまり何も感じる事なく終わってしまいました。
もしかしたら、2回目に観た時は印象が変わるのかも・・・。
気楽に観るとな〜んも感じないまま終わってしまいました。
撮影中の映画に登場する役として
ブラッド・ピットが出ています。
雑誌の表紙なんかも飾っています。
ブラピは刑事という設定なので『セブン』を思い出しました。
デビッド・フィンチャーも出演していたそうなのですが
顔を知らないのでどこにいたのかわかりませんでした。