製作2002年 デンマーク・イギリス 監督:ロネ・シェルフィグ
脚本:ロネ・シェルフィグ、アナス・トーマス・イェンセン
出演:ジェイミ・ーサイヴ、エイドリアン・ローリンズ
日本劇場未公開作なのですが、割と観やすかったです。
話の内容もかなり重いのですが悲壮感はそんなになかったですし。
ラストもなんだかほっこりしました。
(あらすじ)
無愛想なのに子供に人気な保育士ウィルバーは
女性にももてるが、なぜか本人は自殺を繰り返している。
兄のハーバーはウィルバーが心配でいつも弟を気にかけている。
ハーバーはアリスと結婚し、幸せな生活が始まるはずだったが、
末期癌である事が発覚する・・・。
傍からみるとウィルバーは恵まれていると思うのですが、
本人はそう思っていないのか、何度も自殺を繰り返しています。
結構きつい事も言ったりするのですが、
でもなぜか憎めないのです。
だからこそ、子供にも好かれるのかも。
ハーバーは本当に苦労人でいい人で、
幸せになってもらいたかったです。
死にたいと思ってもなかなか死ねず、
死にたくないと思っても死にゆく運命・・・・・
人生ってままならないものだけど、それでも
あがいてもがくのは人として当たり前。
ウィルバーもハーバーもアリスもみんな一生懸命生きていたから
色んな展開にも嫌悪感を抱かず観る事ができたのかも。
ラストもいい感じでした。
ウィルバーの主治医役のマッツ・ミケルセンが
かっこよかったです。
『007/カジノ・ロワイヤル』とか『キング・アーサー』にも
出演しているそうなのでチェックしてみようと思います。