2008年01月06日

暗いけど、華があった


獄門島 
製作1977年 日本 監督:市川崑
原作:横溝正史
脚本:久里子亭
出演:石坂浩二、司葉子、大原麗子、加藤武


横溝正史シリーズ第3弾。
前2作に比べて女性がたくさん出演したせいか
おどろおどろしさの中にも華が見え隠れしました。
若い娘さんがキャイキャイ言ってるだけでいいですね。
(・・・・・発言がオヤジくさいですね。)

(あらすじ)
瀬戸内海に浮かぶ小島、獄門島に渡った探偵の金田一耕介。
大網元である本鬼頭(ほんきとう)の跡取りである
千万太(ちまた)の戦死を知らせに来たのだ。
千万太は死に際に妹達が殺されることを心配していた。
その心配も空しく、千万太の妹である月代、雪枝、花子が
次々と殺されていくのであった・・・・・!


ちょっとおかしいのではないか?と思うぐらいに
無邪気にはしゃぐ3姉妹に対して
物静かな千万太の従妹、早苗を演じる大原麗子が綺麗でした。
服なんかは圧倒的に3姉妹の方が綺麗な振袖を着ているのですが
抑えていても内からにじみでる清楚さがよかったです。

『悪魔の手毬唄』でもいい味を出していたのですが、
三木のり平が今回もよかったです。
何やかんや言いつつも結局は事件の核心ではなく
自分の事ばっかりしゃべってるのがおかしいです。
坂口良子もカワイイです。
『犬神家の一族』の女中役もよかったけど、
おしゃべりな役がよく似合います。
posted by マミイ at 13:20| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | サスペンス・ミステリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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