悪魔の手毬唄
製作1977年 日本 監督:市川崑
原作:横溝正史
脚本:久里子亭
出演:石坂浩二、岸恵子、若山富三郎、加藤武
新年早々血なまぐさい映画観てます。(笑)
年末のBS2が金田一特集だったので
これから金田一くんが続きます・・・・多分。
横溝正史原作、石坂浩二版金田一耕介シリーズ第2弾です。
(あらすじ)
岡山の山中にある鬼首村(おにこべむら)。
20年前に起きた迷宮入りの事件解明を当時事件を担当していた
磯川警部から依頼された探偵金田一耕介であったが、
またも鬼首村に血なまぐさい連続殺人が発生する・・・・。
昭和初期じゃないとできない、だせない雰囲気ですね。
どーでもいいですが、私は岡山県出身なので
方言が懐かしくて好きです。
『犬神家の一族』は何度も観ているのですが、
その他の作品って名前は知ってるものの
内容、犯人はほとんど覚えていないのです。
なのでとても新鮮でした。
日本人形のような小さな女の子達が歌いながら
毬つきをしているシーンがあるのですが、
本当の人形が動いているようで怖かったです。
辰蔵役で常田富士男さんが出ていたのですが、
まんが日本昔ばなしを彷彿とさせて(?)
ちょこっと嬉しかったです。
素敵な声ですね。
手鞠唄も少しずつしか紹介されず、謎が小出しで
ゾクゾクしながら観ました。
『犬神家』も犯人解明後もの悲しさが漂いましたが、
本作も悲しかったです。
こっちの方が悲しさは上かもしれません。
(単に『犬神家』を見慣れてるだけかもしれませんが。)