2007年12月18日

コレはコレでアリだな


犬神家の一族
製作2006年 日本 監督:市川崑
原作:横溝正史
脚本:市川崑、日高真也、長田紀生
出演:石坂浩二、松嶋菜々子、尾上菊之助、富司純子


最初にこの映画の話(セルフリメイク)を聞いた時は
なんでこんな事するんだろう?って正直疑問に思ってたんです。
でも、観終わった後はコレはコレでアリだなと思えました。

(あらすじ)
信州の財閥、犬神佐兵衛翁の死後親族が揃ったので
遺言状が開封される事になった。
翁の娘である松子、竹子、梅子には遺産はわたらず
恩師の孫娘である野々宮珠世嬢に全て相続される事となった。
そして血塗られた事件が次々と起きる・・・・!


どうしても前作と比べてしまいますね。
これはもう、しょうがないです。
で、横溝正史の世界観ってフィルムに傷がついてるような感じ、
ってイメージなので新しくなった事が
ちょっと残念な気はしました。

最初は松子役の富司純子さんと珠世役の松嶋菜々子さんが・・・
前作のキャストの方がよかったな〜と思いながら
観ていたのですが、終盤その印象は変わりました。
特に富司純子!
高峰三枝子のような恰幅のよさがなかったので
正直どうかなぁと思っていたのですが
佐清演じる尾上菊之助と実の親子だけあって
絆の強さをすごく感じました。
情念の深さも感じました。

加藤武演じる警察署長の「よし、わかった!」の
セリフが聞けたのはとっても嬉しかったです。

10年くらい寝かしておいて古くなった頃に観ると
かなりいい感じになっているのかも!?
posted by マミイ at 23:27| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | サスペンス・ミステリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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