コールドマウンテン 原題:COLD MOUNTAIN
製作2003年 アメリカ 監督:アンソニー・ミンゲラ
原作:チャールズ・フレイジャー
脚本:アンソニー・ミンゲラ
出演:ジュード・ロウ、ニコール・キッドマン
レニー・ゼルウィガー
南北戦争で引き裂かれた愛の物語です。
少し冗長な感じはしましたが、脇役が豪華で
なかなかよかったです。
(あらすじ)
南北戦争末期、南軍の兵士インマンが戦場で思うのは
故郷コールドマウンテンとキスだけで別れた美しい女性
エイダの事だけであった。
負傷したインマンは脱走兵となりエイダの元へと帰ろうとする。
一方、エイダは音信不通の恋人を待ち続け
父亡き後、農園を手伝いに来たルビーと仲良くなる・・・・。
序盤の戦争描写、激しいです。
嫌気がさすのもわかるくらい厳しい戦いです。
そこから抜け出し、インマンが故郷に帰るまでが長かったです。
長かったわりには出会いの瞬間は割りとあっさりしてました。
ちょっと拍子抜けしたぐらいです。
その後、初めての肌の触れあいは濃厚でしたが。
エイダの友人ルビー、レニー・ゼルウィガーが好演してました。
口調は荒っぽいけど働き者で情に厚い姉御肌のオンナ、
レニーにピッタリです。
アカデミー助演女優賞受賞も納得です!
その他の人物もエイダの父がドナルド・サザーランドだったり、
エロ牧師(笑)がフィリップ・シーモア・ホフマンだったり
若き未亡人がナタリー・ポートマンだったり・・・と
ちょこっとしか出番がないのについつい見入ってしまいました。
コールドマウンテンに降る雪のように哀しみが
降り積もりますが、雪はやがて解けて春が来ます。
終わり方はご都合主義でもなく、やりきれないだけでなく
私的には大満足でした。
(もちろん、悲しいのは悲しいですけど。)
どーでもいいことですが、私はお話を完全に勘違いしてました。
どんな話と思っていたかというと・・・・・
戦争から抜け出したジュード・ロウが途中で負傷、
記憶をなくしレニー・ゼルウィガーに助けられ
一時レニーと結婚するものの、最終的にはニコールの事を
思い出して2人はめでたく結ばれる・・・・・・。
↑これでは大和和紀の漫画「はいからさんが通る」ですね。
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ニコキ姐さんのカマトトっぷりがスバラシかったし、レニーの男っぷりがハンパなかった。
一番よかったのはエロ牧師のホフマンですけどね。エロ女どももよかった。エロに励んでる人間を見る時ほど平和と友愛を感じる時はないです。
ヒューマニズム溢れてました。
僕としては、主役のジュードとニコキが存在感薄かった。
ミンゲラ監督の映画は、たぶん女性が共感しやすいんだろうなぁ。
壮大すぎて主役2人がかすんでました。(笑)
ジュード・ロウとニコール・キッドマンじゃなかったら
誰だったか覚えてないかもしれません。
食欲と性欲は人間から切り離す事はできませんね。
非常事態でも、いや、非常事態だからこそ
エロに励まなければ!!!!
最高でしたね!!主役二人は完全にレニーに食われて
ました(^▽^;)
レニーが助演女優賞というのも納得の映画でした!
この映画で受賞というのもマミイさんの記事を見る
まで知りませんでした。Yahooなどで何度も目にしてる
はずなのに(笑)
レニーが死んでなくて良かったです。
どんなラストになるんだろう?とハラハラしちゃいました。
あとは脇役の方たちが光ってましたね〜
ホント、あのエロ牧師さんは最高でした!(笑)
長い映画でしたが、それほど気にならず
一気に見ることができました!やっぱりレニーは
最高です♪
>主役二人は完全にレニーに食われてました(^▽^;)
レニーの事はなんとなく思い出せるんですが、
主役二人はちょっと記憶がないです(^^;
(ジュード・ロウもニコール・キッドマンも好きですが。)
>レニーが助演女優賞というのも納得の映画でした!
レニーは姉御肌な役がピッタリで頼れるアニキ!?って感じでした。
私生活では性格悪いとか言われてるのが信じられません(>_<)
>やっぱりレニーは最高です♪
主役ではないのですが、しっかりと記憶に残る演技ですよね!