プルーフ・オブ・マイ・ライフ 原題:PROOF
製作2005年 アメリカ 監督:ジョン・マッデン
脚本:デビッド・オーバーン、レベッカ・ミラー
出演:グウィネス・パルトロウ、アンソニー・ホプキンス
ジェイク・ギレンホール
数学者の親子のお話です。
ある数式の証明、プルーフがストーリーの鍵なのですが、
邦題にはいつのまにか「オブ・マイ・ライフ」がついてます。
人生の証明なんて壮大なテーマだったかどうか・・・・・。
(あらすじ)
天才的な数学者のロバートは精神を病み、娘キャサリンに
介護されていたが1週間前に死去した。
キャサリンは父譲りの数学の才能と精神の不安定さをもつ。
ロバートの教え子ハルにある数式の証明を書いた
ノートを渡すが、キャサリンは自分が導いたと言う・・・。
天才と○○は紙一重といいますが、
人並みはずれた能力をもった人物は
人並みの人生を歩む事はできない事が多いですね。
グウィネス・パルトロウが情緒不安定な女性の役を
好演してました。
ジェイク・ギレンホールはちょっと出番が少なくて残念。
彼の穏やかな人のよさはにじみ出てたような気がします。
山場という山場がなく、穏やかに進行したため
それほど感動作にはしあがってないのが残念。
親子の数学談義はちょっとおもしろかったですが。
『博士の愛した数式』でもそうでしたが、
何でも素因数分解したり数式に変換したりするのは
数学者のサガなのでしょうか?