カーサ・エスペランサ 〜赤ちゃんたちの家〜
原題:CASA DE LOS BABYS
製作2003年 アメリカ・メキシコ 監督:ジョン・セイルズ
脚本:ジョン・セイルズ
出演:マギー・ギレンホール、メアリー・スティーンバージェン
アメリカと南米の関係とか、養子問題とか
興味ありそうなテーマだったので観ました。
が、登場人物が多くて95分という時間の中では語りきれず
中途半端な終わり方のような気がしました。
(あらすじ)
6人の女性は出身も職業もバラバラであるが、
アメリカから南米にやってきて「赤ちゃんたちの家」という
孤児院から養子をもらうために同じホテルに宿泊している。
手続きが難航しているため、既に2ヶ月が経過した。
長らく顔をあわせるうちにそれぞれの抱える事情が
みえてきた・・・・・。
子供が欲しいって思う事は自然な感情だと思います。
何らかの事情で子供ができないとわかった時、
養子がほしいと思うのも悪い事ではないと思います。
自分の子でない子を愛し可愛がる事のできる大いなる愛を持った
人間のもとに養子が行ってほしいなと思いました。
(この辺の語り口がなんとも中途半端だったのです・・・。)
また、養子縁組すらされなかったであろう、
ストリートチルドレンもいました。
あの子達もどうしてあげたらいいのか・・・・・
本当に難しいですね。
(してあげるっていう上から目線の言い方は
好きではないのですが。)
深く重すぎるテーマに対する監督の答えというのがなくて
(私には理解できなくて)
ただ事実のみをつきつけられるだけです。
ここから先は自分で考えて行動しなさいって事なのでしょうか?
そのあたりが、なんとも消化不良でした。