エイジ・オブ・イノセンス 原題:THE AGE OF INNOCENCE
製作1993年 アメリカ 監督:マーティン・スコセッシ
原作:イーディス・ウォートン
脚本:マーティン・スコセッシ、ジェイ・コックス
出演:ダニエル・デイ=ルイス、ミシェル・ファイファー
ウィノナ・ライダー
スコセッシ監督が19世紀後半のNYの社交界を描きました。
当然!?ドンパチはなしです。
服装、食事などかなり忠実に再現されているのではないでしょうか?
私はこの頃の文化は全くわかりませんが、見とれてしまいました。
(あらすじ)
NY社交界の名門の出であるニューランドは
同じく名門のメイと婚約を控えていた。
そんな時にメイのいとこであり、伯爵夫人であるエレンが
ヨーロッパから帰ってくる。
ニューランドは次第にエレンに魅かれていくが・・・・・。
心の中は激しい情熱で身を焦がしているのかもしれませんが
表に出そうとせず、心の中で想いはくすぶり続けます。
だからこそ、長続きするのでしょうか?
花火のようにドカンとぶちまけたら、案外スッキリして
終わっていたのかも。
一見すると無邪気に見えるのに、実はしたたかだったり
自由奔放に見えて実は傷つきやすかったりするのは
女性の性なのでしょうか・・・・・。
主人公ニューランドが妻であるメイにすずらんを
エレンに黄色のバラを贈るシーンがあります。
ちなみに、花言葉事典によると
すずらん→「幸福の再来」「意識しない美しさ」「純粋」
黄色のバラ→「嫉妬」「不貞」
を意味するそうです。
・・・・・ちょっと深読みしすぎかな。