荒野の七人 原題:THE MAGNIFICENT SEVEN
製作1960年 アメリカ 監督:ジョン・スタージェス
原作:黒澤明、橋本忍、小国英雄
脚本:ウィリアム・ロバーツ
出演:ユル・ブリンナー、スティーブ・マックイーン
チャールズ・ブロンソン、ジェームズ・コバーン
こちらは七人の侍の西部劇版です。
・・・・といって、比べてしまうと少し物足りなさを感じるのは
否めないのですが、これはこれでアリ。
おもしろかったです。
っていうか、男たちがカッコイイ!
(あらすじ)
貧しい村から全てを搾り取ろうとするカルベラ一味。
村人達は銃の撃ち方も知らず、対抗するためにガンマンを雇う。
ガンマン達は安い賃金であるにもかかわらず
無関係な村人を一生懸命守ろうとする・・・・・。
基本的にキャラ設定などは『七人の侍』と同じなのですが
三船敏郎が演じていた菊千代がいないのが残念でした。
(菊千代と勝四郎をたして2で割ったようなキャラはいます。)
豪胆で無茶するけど、憎めない菊千代がいたから
『七人の侍』はおもしろかったのだなぁと改めて実感しました。
それでも、ガンマン達はそれぞれ魅力的です。
無口でストイックなジェームズ・コバーンが一番好きです。
(『七人の侍』では久蔵に対応してると思います。)
チャールズ・ブロンソンと村の子供たちとのやりとりは
オリジナルにはない設定で、微笑ましく観ました。
『荒野の七人』と『七人の侍』、どちらもオススメです!
当時はわからないんですが、いま考えるとものすごい豪華キャスト!
両方とも観なくちゃね!!
アジア人と欧米人は文化が違うからか
根本的な考え方なんかが違うんでしょうね。
だから、同じような話でもしあがりが全く違います。
でも、だからこそ、作りがいがあるだろうし
こちらも楽しみがいがあります。
両方観てこそ同じところや違いを発見して
楽しむというみかたができますからね♪