2007年08月31日

小説を読んでいるようだ


吸血鬼ノスフェラトゥ 
原題:NOSFERATU: EINE SYMPHONIE DES GRAUENS
製作1922年 ドイツ 監督:F・W・ムルナウ
原作:ブラム・ストーカー
脚本:ヘンリック・ガレーン
出演:マックス・シュレック


怪奇映画特集第3弾。
私が今まで観た映画の中で最も古いです。
1922年っていったら、大正ですか?
モノクロ(後に染色されてました)無声映画でしたが、
まるで小説を読んでいるような感覚でした。

(あらすじ)
ブレーメンで不動産業を営むクノックは部下のフッターに
オルロック伯爵に家を売るように命じられる。
フッターは伯爵の家に行くが、怪しい影に翻弄される。
伯爵はブレーメン目指して海路を行くが、
同じ頃町にはペストの魔の手が忍び寄っていた・・・・・。


ブラム・ストーカー原作の「吸血鬼ドラキュラ」の映画化です。
著者に許可をとっていなかったため、役名や場所が
変わっているそうです。
(フッター=ジョナサン・ハーカー、オルロック=ドラキュラ)

無声映画なので、セリフは演技の合間に文字が出て
ト書きなどの状況説明も文字なので小説を読んでいるかのような
気分になりました。

それにしても、マックス・シュレック演じるオルロック伯爵が
めちゃ怖いです。
顔も動きも人間じゃないみたい。
でも一番怖いのは、影なんです!
女性の胸、心臓の位置にオルロック伯爵の手の影が近づき・・・
キャ〜〜〜〜〜!って感じになります。


マックス・シュレックは実際にヴァンパイアだっていう
設定の映画まであるようですね。
私は未見ですが、ジョン・マルコヴィッチと
ウィレム・デフォー共演とのことで観てみたいです。
posted by マミイ at 22:57| 大阪 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | ホラー・パニック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
85年前なんて、すっごい古い映画なんですね。

吸血鬼ドラキュラってだけでも興味ありますが、
かなり観てみたいです。
無声映画となれば演技力もすごいのでしょう。
顔も動きも人間じゃないみたいな演技観たいですね。
Posted by しんのすけ at 2007年09月04日 10:52
古すぎて、ちょっとコントのようにも観えます^^;
この時代にこのような映画が撮れたと考えると感慨深いですが。

原作のドラキュラは今のような整った顔立ちではなく
この映画のようにまさに怪奇!といった感じだそうです。
古すぎてレンタルなんかはしてないかもしれないですね。
どうなんでしょう?
Posted by マミイ at 2007年09月05日 12:21
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