マイ・フェア・レディ 原題:MY FAIR LADY
製作1964年 アメリカ 監督:ジョージ・キューカー
原作:ジョージ・バーナード・ショウ
脚本:アラン・ジェイ・ラーナー
出演:レックス・ハリソン、オードリー・ヘプバーン
オードリー、やっぱりキレイですね。
舞踏会のシーンではどこぞの王族かと見紛うほどの気高さでした。
(あらすじ)
イライザはロンドンの下町の生まれで貧しく、言葉も汚く
花売りをして暮らしている。
言語学者のヒギンズ教授は友人の大佐と
イライザに特訓をして半年で大使館の舞踏会に出せるほど
変身させるという賭けをする・・・・・。
スポ根漫画さながらの厳しい特訓を耐え抜いたイライザに
一言のねぎらいの言葉もかけず、ひたすら自分の才能を
ほめたたえる教授は好きになれませんでした。
ハッピーエンドで終わるのかと思っていましたが
ちょっと含みをもたせたラストでした。
大きなお世話ですが、二人は結婚してもうまくいかなさそう。
でも、お互いヤイヤイと言いあいながら
案外うまくいくのかなぁ・・・・・。
【関連する記事】
鑑賞したのはもうかなり昔になりましたが、上流階級への努力と成長が面白い作品でした。
ヒギンズ教授は半ばかけのために機械的に教育していた感がありましたが、自分も気づかない間にイライザなしでは、生活が希薄になるほど大きな存在になっていたのでしようね。
ちょっとオシャレなラストだったと思います。
ちなみにオードーリーは歌が下手だったらしく、かなり頑張って歌ったということでしたが、いざ試写会を観ると吹き替えされておりショックを受けたとか、聞いたことがあります。
だからなのか、余計に高慢ちきでヤな男!と
思ってしまいました。(笑)
そんな男性の心にいつのまにか入りこむのですから
イライザはとっても魅力的だったのでしょうね。
試写会で吹き替えされてるのを知ったのですか、
それはショックでしょうね!
頑張って歌っただろうに・・・・・。