クジラの島の少女 原題:WHALE RIDER
製作2002年 ニュージーランド・ドイツ 監督:ニキ・カーロ
原作:ウィティ・イヒマエラ
脚本:ニキ・カーロ
出演:ケイシャ・キャッスル=ヒューズ
伝統を守ることはとっても大事なことだと思いますが、
より良いものに変えていく事も後生の人間の義務だと思います。
今は昔ほど「長男さまさま」「跡取」ってことはないですが、
それでもやっぱり、出産の時にはココロがざらつくような事を
言われることがあります。
子供に罪はありません。元気が一番!
(あらすじ)
ニュージーランドに住む少女パイケアは族長の孫。
先祖も同じ名前で遠い島からクジラに乗ってやってきたと
言い伝わっている。
父は外国で暮らしており、後を継ぐ気はない。
パイケアの祖父は次の族長を決めるため
村の若い衆を呼び集める。
しかし、パイケアは「女である」という理由だけで
最初から蚊帳の外なのであった・・・・・。
族長であるじいちゃん、第一印象最悪です。(笑)
一族の事を一番に考えているのはわかりますが、頑なすぎます。
伝統なんてクソ食らえ!・・・とは思いません。
伝統は大事にしなければならないものだと思います。
でも、伝統に縛られて一族がバラバラになるのは
本末転倒だと思います。
少女パイケアはとってもひたむきでかわいらしい女の子。
涙ながらにスピーチするシーンはこちらもホロリときます。