アリゾナ・ドリーム 原題:ARIZONA DREAM
製作1992年 フランス 監督:エミール・クストリッツァ
脚本:デビッド・アトキンス、エミール・クストリッツァ
出演:ジョニー・デップ、フェイ・ダナウェイ
ヴィンセント・ギャロ、リリ・テイラー
何の予備知識も持たずに観ました。
アリゾナ・ドリームだからアメリカの映画かと思ったら
フランス映画でした。
だからなのか、不思議な雰囲気の映画でした。
(あらすじ)
アクセルはニューヨークで魚の調査をして暮らしていた。
時々不思議な夢を見ていた。
アクセルは叔父の結婚式のために故郷のアリゾナに帰り
未亡人のエレインと義理の娘グレースと出会う。
エレインに恋したアクセルは猛アタック、
エレインの家で奇妙な同居生活を始めた3人であったが・・・。
アリゾナとか言ってるのに、冒頭、突然
雪に覆われた世界から始まってビックリしました。
登場人物、みんな変です。
ジョニー・デップ演じるアクセルの見る夢も変だし、
恋に落ちるエレイン母娘も変。
叔父さんも変だし、
ヴィンセント・ギャロ演じるポールももちろん変。
でも、世の中変な人ばかりなのかも。
作中を漂うやや重く暗い不思議な雰囲気、
大人になる時に喪失する痛み、つらさみたいな感じを
凝縮してるのかもしれません。
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