マイライフ・アズ・ア・ドッグ 原題:MITT LIV SOM HUND
製作1985年 スウェーデン 監督:ラッセ・ハルストレム
原作:レイダル・イェンソン
脚本:ラッセ・ハルストレム、レイダル・イェンソン、
ブラッセ・ブレンストレム、ペール・ベルイルント
出演:アントン・グランセリウス、メリンダ・キンナマン
ここのところ大人顔負けの賢い子役が出る映画ばかり観てましたが、
今回はダメダメくんが主人公です。
やる事なす事裏目に出てイラッとする事もあるんだけれど、
昔を思い出して切なくなりました。
(あらすじ)
イングマルはスウェーデンに住む12歳の少年。
兄にいじめら、母を困らせるような事ばかりしてしまう。
でも、こんな自分の状況と宇宙船スプートニク号に
乗せられたライカ犬を比較して自分はマシだと思っている。
イングマルの母は病気で病状は思わしくない。
イングマルは母や兄と別れてひとり、
叔父のいる田舎の村に行く事となった・・・・・。
イングマル少年、ダメダメです。
母親に怒られてばかりでした。
おねしょシーツをキッチンに隠してみたり
パンケーキのタネを床に撒き散らしたり
家出して暖をとろうと火をつけたらそこらの枯れ草に
飛び火してえらい事になったり・・・・・・。
でも、まだまだ母に甘えたい盛りだろうに甘えられない。
むしろ信じたくないけど、母はもうすぐ死んでしまう・・・
そんな寂しさから抜け出すためにか「自分はマシだ」と考える
イングマル少年に少年なりの前向きさを感じ
切なくなりました。
田舎での生活もとても良かったです。
変なヒトいっぱいだけど、あたたかくって。
男まさりの少女サガとの微妙な距離感もステキでした。
この作品、久しぶりに再見したんですが、観たタイミングが悪かったのか入り込めませんでした。
イングマル少年ダメダメでしたね〜。
火事になるくだりはシャレにならなかったです。
>イングマル少年に少年なりの前向きさを感じ切なくなりました。
なんだかネガティブな前向きさでした。最初は切なく思ったものの、意外としつこく何度も言うのでくどかったかも。
>変なヒトいっぱいだけど、あたたかくって。
犬の処分が一番ショックだった…。あの叔父さんなら、喜んで引き取ってくれたはずなのに!
誰が処分するように言ったのかハッキリさせてなくて怒りの持って行き場がないです…(涙)
>観たタイミングが悪かったのか入り込めませんでした。
おぉ、それは残念でしたね。
>火事になるくだりはシャレにならなかったです。
こまかいところですが、一度気になってしまったらもうダメですよね。
私は「ロッタちゃん」シリーズの時に同じような事を感じました。
>犬の処分が一番ショックだった…。
全然覚えていません(>_<)
実は、あんまり内容を覚えていないから
再見しようと思ってたんですけど、
7月は怒涛のような忙しさで結局録画すらしなかったんです。
次に放送されるときにおっかなびっくりしながら
再見してみようと思います。