2007年06月01日

撮りっぱなし、やりっぱなし


エレファント 原題:ELEPHANT
製作2003年 アメリカ 監督:ガス・ヴァン・サント
脚本:ガス・ヴァン・サント
出演:ジョン・ロビンソン、アレックス・フロスト


『ラストデイズ』と同じく、(というか、こっちが先ですが)
ガス・ヴァン・サント監督はまるで再現ドラマであるかのように
1999年のアメリカの高校で起きた銃乱射事件をモチーフに
同じような事件のドラマを撮りました。
でも、オチもなく、言いたい事もなく、ただ、事実のみを
(創作なので『事実』と言っていいかどうか・・・)
淡々と描いています。
大切なのは受け取るコチラ側なのかもしれません。

ある高校での1日をそれぞれの登場人物ごとに撮っています。
誰が主役、とかはないです。
それぞれが、それぞれの生活をフツウに送っています。

銃乱射を企てた学生がなぜ、そこに至ったのか、という事は
全く描かれていません。


ヒトは凶悪な事件が起こると、なぜそのような悲しい事件が
起きたのか理由を知りたくなりますが、本当は
特に大した理由はないのかも。

監督はコレを言いたい!というのはなく、
観る者にほとんど全てをゆだねられているようなものなので
考え出すと止まらなくなるかも。


『ELEPHANT』というのは『elephant in the room』という
慣用句に由来しているそうです。
象が部屋にいると誰もが気づくはずなのに、誰も口にしない・・・
大きな問題があるはずなのに、誰も指摘しないを状況を
指しているそうです。


posted by マミイ at 16:04| 大阪 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 実在の人物・事件が元ネタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
どーも。待たせましたね。shitです。復帰です。女性を待たせるなんて罪なshit。(ぷぷ)

で、コレは観ましたよ。コロンバイン高校の銃乱射事件を思い出しますよね。たぶんその事件をモチーフにした作品なんだろうけど、何を言いたいのかは分かりませんでした。テーマを主張しない映画なんだろうけどね。

でもなんか引き込まれました。俳優さん達の演技が自然ですごくリアルだった。
Posted by shit_head at 2007年06月02日 22:56
どーも。お待ちしていました。(笑)

『ラストデイズ』で免疫ができていたせいか
何が言いたいのかわからないなりに
そういうのもアリかな、と思えました。

役者さんの名前と役名が一緒なんですよ、この映画。
まるでNHKの中学生日記みたい。
俳優さんたちは映画の中でも自分の名前を呼ばれるから
自然な演技ができるのかもしれませんね。
Posted by マミイ at 2007年06月03日 10:25
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