ヒトラー 〜最期の12日間〜 原題:DER UNTERGANG
製作2004年 ドイツ・イタリア
監督:オリバー・ヒルシュビーゲル
原作:ヨアヒム・フェスト トラウドゥル・ユンゲ
脚本:ベルント・アイヒンガー
出演:ブルーノ・ガンツ、アレクサンドラ・マリア・ラーラ
歴史の事はよく知らないけれど、歴史モノの映画を
観るのは割とスキです。
ブルーノ・ガンツ、本物のヒトラーみたいでした。
・・・・・本物を知らないけれど。
(あらすじ)
1942年、トラウドゥル・ユンゲはヒトラーの秘書になった。
その後第2次世界大戦は激化、ドイツ軍は連合軍に追い詰められ
ベルリンに敵の影が迫る。
ヒトラーは地下要塞にもぐり、反撃の作戦をねるが・・・・・。
ゲームやなんやかやではヒトラーって悪の権化みたいな感じで
描かれている事が多いですが、本作ではフツウの人間でした。
事実を事実として淡々と描いており、後の受け取り方は
観る側次第といったところでしょうか。
敗戦濃厚になっても、そこまでいったらひくにひけないんでしょうね。
周りも誰も本当のことを言わないし・・・。
(言ったら殺されるだろうし。)
ヒトラーよりもヒトラーを信じた、文字通り『狂信的』な
支持者の方が怖かったです。
日本でもきっとおんなじような事が起こってたんだろうな〜と
思いながら観てました。
こういう事実があった事から目をそらしては
いけないのだと思います。
最後に秘書本人が出て当時を振り返っていましたが
言葉に重みがありました。
【関連する記事】
これ観たいと思ってたんですよぉ。
最近、どぉ〜も映画を観る時間が作れなくてレンタル屋すら
行ってないっす・・・
ヒトラーにはかなり興味があります。
こういう真正面からとらえた映画って
少ないような気がします。
(とはいえ、私は戦争モノって苦手で
今まで敬遠してきたところがあるのですが・・・。)
なんとなく、手塚治虫氏の『アドルフに告ぐ』が
読みたくなってきました。
↑まだ、読んだ事ないのです。
時間、ないですよね。
私もHDDの容量がなくなって
録画しただけで観ないまま泣く泣く消去してます。