趣味の問題 原題:UNE AFFAIRE DE GOUT
製作2000年 フランス 監督:ベルナール・ラップ
原作:フィリップ・バラン
脚本:ベルナール・ラップ、ジル・トーラン
出演:ジャン=ピエール・ロリ、ベルナール・ジロドー
恋人にするなら、自分と同じ趣味のヒトがいいか、
違う趣味のヒトがいいか・・・・・。
私は違う趣味のヒトがいいかなぁ。
子供をダンナに預けて1人で映画を観に行くのでした。
共通の話題がないってのは、少し寂しいんですけどね。
(あらすじ)
レストランでボーイをしていたニコラは実業家の
フレデリックに専属の『味見係』として
破格の給料で雇われる事になった。
味見をするだけにとどまらず、趣味も考え方も何もかも
自分と同じにさせようとするフレデリック。
最初はお金だけが目当てだったニコラも・・・・・。
自分と全く同じ趣味、考え方の人間を愛するなんて
自己愛の極みだな〜と思いました。
私は全く違う考え方で、凝り固まった私の頭を割って
違う世界を見せてくれるヒトが好きです。
(違いすぎるとこれまた腹が立つこともありますがね・・・。)
主導権をとって相手をうまく操っているようでも
気がつけば相手の手のひらの上。
そんな感じの映画でした。
人間、おかしくなってる時は自分では気がつかないものですね。