キンキーブーツ 原題：KINKY BOOTS
製作2005年 アメリカ・イギリス 監督：ジュリアン・ジャロルド
脚本：ジェフ・ディーン、ティム・ファース
出演：ジョエル・エドガートン、キウェテル・イジョフォー
実話に基づいたお話です。
ありきたりの設定と言ってしまえばそうなんだけど、
心温まるいいお話です！
（あらすじ）
チャーリー・プライスは父の急死により老舗工場の
４代目社長に就任した。
しかし工場は倒産寸前、伝統的な靴を作るだけでは食べていけない。
チャーリーは状況を打破しようとドラッグ・クイーン用の
ピンヒールブーツの製作を始めるのであった・・・・・。
倒産寸前の田舎町の工場、うだつのあがらない優柔不断な
若社長・・・・・最初は内容も画面もものすごく暗いのです。
でも、ドラッグクイーンのローラのショーが
ド派手ではないけれどもほどよいアクセントとなって
中だるみする事なく観れました。
小さな工場だからこそ、みんなで一致団結できるのですね。
工場の人たちもとっても魅力的でした。
イギリス人のノ-マル気質なチャ-リ-とドラッグクイ-ンのロ-ラ…という一見不釣り合いそうなのに
何故か出会ってしまったのですね。
その出会いが、思わぬビジネスチャンスのきっかけになるなんてワクワクしてしまいましたp(^^)q。
確かに偏見がキツい程マイノリティ-な人々の生活するのには肩身が狭い…というか例えば靴にしても、壊れやすいのが分かっていても仕方なく女物のを利用するしかなかったのでしょうね。
ビジネスチャンスってどこにでも転がっているんだと思いました。
でも、なかなかそれに気づく事ってできないし
（だからこそ大成功するのでしょうけど）
外聞とか気にしてしまうと手を出すのも難しい世界ですよね。
服は作ろうと思えば作れない事もないですが、
さすがに靴は自分では作れないですもんね。
小さくてもある物を使うしかなかったんでしょうね。
映画「キンキ-ブ-ツ」で一番好きなのは、やはりロ-ラ達ドラッグクイ-ンの舞台でのショ-のシ-ンでした。
ラストシ-ンの曲で「私はブギ(ダンス)を踊れる」と胸をはって歌うロ-ラは輝いて見えました。
今迄の体重を支えきれない壊れやすい女ものの靴とは違ってドラッグクイ-ン専用？の靴を履いた嬉しさと喜びに溢れていた様に思いますo(^-^)o。
あのショーのシーンは圧巻ですよね！
『プリシラ』というドラッグクイーンが主人公の
ロードムービーがありますが、やっぱり
ド派手なショーは目をひきますもの。
ド派手な演出のためには足元って大事ですよね。
壊れやすい靴だと壊さないために余計な意識をしないといけないし。
本気で集中できるショーができたのは靴のおかげですね！
ドラッグクイ-ンの映画といえば、前のコメにカキコした
「3人のエンジェル」
フランス映画
「MrレディMrマダム」そのアメリカ版リメイクの
「バ-ドケ-ジ」
「ヘドウィグアンドアングリ-インチ」
等を観ました。
映画「3人のエンジェル」には、故パトリック･スウェイジとあと2人の俳優さんがドラッグクイ-ンの役で出演しています。
あの俳優さんがこの役！？みたいな意外性が面白いですo(^-^)o。
パトリック・スウェイジがドラッグクイーン!?
想像できません＾＾；
でも、「ダーティダンシング」の見事なダンスを想えば
ショーもすごいんだろうなぁと思います。
意外性って大事ですよね。
どんな役でもこなす俳優さんってスゴイです！
映画「3人のエンジェル」には、どちらかと言えば肉体派？な俳優さん達？が登場します。
故パトリック･スウェイジも、肉体派？というか引き締まった身体つきでしたよね。
実は、冒頭シ-ンはシャワ-シ-ンからなので1から段々とメイクアップしていくのですo(^-^)o。
パトリック・スウェイジは幼少時からバレエを習っていたので
身のこなしがとてもキレイですよね。
一からメイクアップですか・・・どういう風に変わるのか
とっても興味があります！
観たい映画がどんどん増えてきたので
リストに書いておかないとすぐに忘れてしまいます＾＾；