2007年04月28日

リメイクじゃないぞ!

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リプリー 原題:THE TALENTED MR. RIPLEY
製作1999年 アメリカ 監督:アンソニー・ミンゲラ
原作:パトリシア・ハイスミス
脚本:アンソニー・ミンゲラ
出演:マット・デイモン、ジュード・ロウ
グウィネス・パルトロウ、ケイト・ブランシェット


作品紹介なんかでアラン・ドロン主演の
『太陽がいっぱい』のリメイクって書いてあるけど、間違いですね!
原作が同じというだけ。
違うものと認識して観ないとおもしろくないかもしれません。

(あらすじ)
トム・リプリーは偶然知り合ったアメリカの富豪から
放蕩息子のディッキーをイタリアから連れ戻すよう依頼される。
ディッキーと知り合い、いつしか彼に惹かれていくトム。
些細な事から言い争いになりディッキーを殺してしまったトムは
ディッキーになりすまして生活を送る・・・・・。


とにかく、マット・デイモンがすごいです。
いつものマット・デイモンとは違い、ネッチョリと粘着質で
はっきし言ってキモいです!!
アラン・ドロンが自信家でかっこよかったのに対して
マットは・・・・・。

こっちの方が原作に忠実らしいです。
違うものと認識したうえで比べて観るのもいいかもしれません。

2013.02.21追記
ハナっから『太陽がいっぱい』とは別物という意識で再見。
うむむ・・・・トムの気持ちがすごく伝わってきました。
初見時にキモいなんて言ってゴメンナサイ。
前回キモいと思ったのは
頭のどこかにアラン・ドロンの爽やか美男子イメージが残っていて
ついつい比べてしまっていたのです。反省。

はっきり言って、トムはディッキーの事が好きだったのです。
もしかしたら、出会う前から好きだったのかも。
自分とは違う、決して手の届かない華やかな世界にいる憧れのヒト。
ちょっとした偶然、勘違いからその存在が急に身近になって・・・・
夢に見た世界の一員、自分の理想の頂点に立つ事ができたら
誰だってその頂から降りることはしたくないのではないでしょうか。

比べるな・・・と言いつつ『太陽がいっぱい』と比較しちゃいますが(笑)
アチラはトムがなぜ殺したのか、なぜ逃亡せずになりすましたのかがわからず、
またわからなくてもいいと思わせてくれるイタリアの海と太陽があったのです。
でも、本作はトムの気持ちが痛いほど伝わってきました。

イラストはディッキーが眠っている隙に
ディッキーの胸にそっと頬をよせるトム・リプリーです。
(実はディッキーには思いっきりバレちゃってます。笑)
ほんのちょっとした仕草なんだけど、
そういう細かい部分からビシビシ伝わってきました。
改めてマット・デイモンの凄さを感じました!!


posted by マミイ at 00:28| 大阪 ☁| Comment(6) | TrackBack(0) | サスペンス・ミステリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
これは映画館で観ましたよ!
ジュード・ロウが二枚目でかっこいいんですよね。
マット・デイモンってアクションでもシリアルでも悪役でも何でも
やっちゃうのでしんのすけは好きな役者さんです。
二枚目じゃありませんけどね。
Posted by しんのすけ at 2007年05月02日 17:29
おぉ、映画館で観られたのですね。
いいなぁ〜!(羨)
ジュード・ロウ、かっこよかったです。
ホレボレしました。

私もマット・デイモン好きです。
彼が出てると知ると必ず観てしまいますね。
Posted by マミイ at 2007年05月03日 07:44
胸毛がセクシーです!
わたしもmiriさんの感想を読んで再見しなきゃと思ってます。やっぱり「太陽がいっぱい」とは別物ですよね〜。
随分前に観たけど、ちょっとした勘違いとか、彼の暗さを帯びた憧れが伝わってくるシーンをちらほら思い出しました。マットデイモンの演技が冴えてましたね。
Posted by 宵乃 at 2013年02月22日 11:17
昨夜はコメントを有難うございました☆

>はっきり言って、トムはディッキーの事が好きだったのです。
>でも、本作はトムの気持ちが痛いほど伝わってきました。

そうなんです、そうなんです〜!
分かって頂けて、本当に嬉しいです☆

リアルなイラストで、素敵です〜。

>ほんのちょっとした仕草なんだけど、
>そういう細かい部分からビシビシ伝わってきました。
>改めてマット・デイモンの凄さを感じました!!

マジ、良い俳優でしょう〜!!!
今生きている西洋人俳優で、一番好きです☆
だって演技がうまいんだもん♪
Posted by miri at 2013年02月22日 19:17
宵乃さん、おはようございます。

>胸毛がセクシーです!
ありがとうございます。笑
描き終わってからなんか物足りず、
やっぱりジュード・ロウは胸毛よね〜とチョイチョイ足してしまいました。

>わたしもmiriさんの感想を読んで再見しなきゃと思ってます。
BSとかで放送してくれるといいですね。
一見の価値ありの作品だと思います。

>マットデイモンの演技が冴えてましたね。
色んな役をこなせる俳優さんですよね。
ホントすごいです。
Posted by マミイ at 2013年02月23日 08:04
miriさん、こちらにもありがとうございます。

>そうなんです、そうなんです〜!
>分かって頂けて、本当に嬉しいです☆
miriさんの記事を読んで本当によかったです!
女性二人が似ている事に対しても
実は昨日、やっとmiriさんのおっしゃってる事がわかったんです。
(・・・・・どんくさいですよね(^^;)

>リアルなイラストで、素敵です〜。
ありがとうございます。
あのシーン好きなんです。
実は私も結構ストーカー体質!?なので
トムがああやった気持ちがすごくわかるんです。

>だって演技がうまいんだもん♪
イラストのシーンもディッキーに触れるか触れないか
でも、寝てるからちょっとだけ深く・・・みたいに頬を寄せたり
ほんのちょっとした目線とかすばらしいですよね。

人によってはヨゴレ役とかをすると
なんか違うな・・・って思ってしまう事もあるのですが、
彼は本当に自然にどんな役でもこなしますよね。
Posted by マミイ at 2013年02月23日 08:16
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