クライング・フリーマン 原題:CRYING FREEMAN
製作1996年 日本・フランス 監督:クリストフ・ガンズ
原作:小池一夫、池上遼一
脚本:クリストフ・ガンズ、ティエリー・カザル
出演:マーク・ダカスコス、ジュリー・コンドラ、
加藤雅也、チェッキー・カリョ、島田陽子
バーンズさんのブログで紹介されていて、原作漫画が大好きな私としては
これは観ないわけにはいかないでしょ!とレンタルしてみたわけです。
(と言いつつも、鑑賞までにかなりの時間を要してしまいましたが・・・。)
(あらすじ)
画家のエムは誕生日を前にある殺人現場を目撃してしまう。
殺人後に涙を流す殺し屋「フリーマン」。
彼に殺されることを予感したエムは・・・・・・・。
原作を読んだのは結構前なのですが
(実家には全巻そろっています。)
かなり原作に忠実だったと思います。
ただ、エムとフリーマンの出会いはほんのさわりでしかなく
これから壮大なドラマが始まっていくのですが
映画は残念ながらここで終わってしまうのです。
まあ、そうしないと上映時間が果てしないものになってしまうので
ここで終わってちょうどいいのですが。
また、原作を読み返したくなりました。
初めて読んだのは中学生の頃でしたが
フリーマンに抱かれたい・・・とまでは思わないものの(^^;
美しい顔立ち、涙を流す設定に中二病全盛期な私はハマりました。
有能な男性は色んな女性に囲まれてもかまわない
・・・・・・世の女性が聞いたら怒られそうな思想を
密かに持っているのも、この漫画の影響を多大に受けています。
(まあ、現実世界には容姿能力を兼ね備えた有能なオスは
なかなかいませんけどね。)
・・・・・・という事で、我慢できなくなり
原作をキンドルにダウンロードして全部読んじゃいました。
やっぱ、フリーマンかっこいいです。
うっとりしちゃいました。
9巻ある原作の2巻までを映画化してました。
(ラストは映画オリジナルです。)
フリーマンを演じたのはマーク・ダカスコス。
・・・・う〜ん、もうちょっと優男っぽい外見をイメージしてたのですが。
でも、そんなに悪くはないような気がしました。
マーク・ダカスコス自体は海外ドラマの『HAWAII FIVE-0』で
主人公の敵であるウォー・ファットをふてぶてしく演じている印象があったので
そこから考えると若くてちょっぴり優男な印象も受けましたので。
っていうか、あの下着・・・・ブリーフかと思えば、
後ろは紐!しかも横に・・・・・・・。
よければ注目して観てください。笑
エムも完璧に外人になっちゃいましたが、
これはこれでアリだなと思いました。
そういえばマーク・ダカスコスとジュリー・コンドラはこの後
実生活でも本当に結婚したそうですよ。
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「クライングフリーマン」「北斗の拳」
「シティーハンター」などは共通したイメージがありますね。
主人公が男前(イケメンと書くと現代風のあっさりした美形を連想してしまうので濃い顔の彼らにあまり似合わない気がする)で
メチャメチャ強く、登場する美女にことごとく惚れられてしまうあたり
こんな風になってみたい、という男の夢の結晶みたいな漫画なんだろうなと思う反面
女性からはどう映るんだろう、都合良すぎのように見えるのかなあと思っていたんですが
マミイさんのように感じていただけれる人がいれば、池上氏も小池氏もきっとお喜びですよ
そういえば武論尊さん、インタビューで
「オレの書いた本、女性の評論家にこっぴどく言われたっけ」って笑い話にしてましたね
あの下着はスポーツ選手は結構履いてるらしいと聞きました。
>「クライングフリーマン」「北斗の拳」
>「シティーハンター」などは共通したイメージがありますね。
70年代、80年代は漫画の黄金期のような気がします。
仕事が増えて、おこずかいが増えたので
この頃の漫画を買い集めようと画策中です。笑
>マミイさんのように感じていただけれる人がいれば、池上氏も小池氏もきっとお喜びですよ
池上先生に喜んでくだされば本望です!
原哲夫先生も北条司先生の描く男性も魅力的ですが
やはり、池上先生の描く男の人が一番強く美しいような気がします。
(原作者がいないと、全然お話がわかんないですけど(^^;)
>「オレの書いた本、女性の評論家にこっぴどく言われたっけ」って笑い話にしてましたね
あはは、確かに世の常識的な女性にはついていけないお話でしょうね。
>あの下着はスポーツ選手は結構履いてるらしいと聞きました。
あのタトゥーを惜しみなく見せる目的のための特注かと思ってました。笑
原作は裸が多くて(笑)
オープニング以外は銃よりもナイフや肉弾戦が多かったような印象です。