ユージュアル・サスペクツ 原題:THE USUAL SUSPECTS
製作1995年 アメリカ 監督:ブライアン・シンガー
脚本:クリストファー・マッカリー
出演:スティーブン・ボールドウィン、ガブリエル・バーン、
チャズ・パルミンテリ、ケビン・ポラック、
ピート・ポスルスウェイト、ケビン・スペイシー、ベニチオ・デル・トロ
一人でぷちブライアン・シンガー監督祭り開催中です。
この作品は観た事があると思っていたのですがまったくの未見でした。
どうやら、ケビン・スペイシーが出てるし
邦題がすぐにピンとこない言葉なので
「L.A.コンフィデンシャル」と勘違いしていたようです。
どうりで内容がまったく思い出せないと思いました(^^;
(あらすじ)
カリフォルニア、サン・ペドロ港で事故があり、死者が大勢出た。
生き残りのハンガリー・マフィアは「カイザー・ソゼ」の名前をだし
しきりに怖がっている。
一方、半身麻痺のある詐欺師ヴァーバルがこの事件に関与しており、
彼らが集まるきっかけとなった6週間前の事件を語りだす・・・・・。
登場人物が全員男くさいのがいいですね。
一応、キートンの恋人である弁護士が女性ですが、ほとんど出番はないです。
ケビン・スペイシー演じるヴァーバルはおしゃべりって意味のようですが、
ほんと、よどみないおしゃべりで一気にお話にひきこまれてしまいます。
どこからどこまでが本当のお話なんだかわからないです。
人間、一度こうだと思ってしまった出来事はなかなか別の視点から考える事はできません。
そういう人間の心理をうまく利用したおもしろい映画でした。
何の予備知識もなしに、あんまり疑り深くならずに観るのがオススメです。
細部までこだわって作られており、
この頃からブライアン・シンガー監督は真面目なのだなぁという事がよくわかりました。
>ケビン・スペイシー演じるヴァーバルはおしゃべりって意味
そうだったんですか〜。
確かにおしゃべりでしたね(笑)
>何の予備知識もなしに、あんまり疑り深くならずに観るのがオススメです。
ホント、これに尽きます…。
わたしは期待が高すぎたせいでガッカリしてしまったクチなので、もっと早く観ておけばなぁと後悔してしまいました。
こういう作品は身構えてしまうと穿った見方をしてしまうからダメですね〜。
イラスト、わたしもこのシーンを描きたいと思ったんですが、人数が多いので諦めちゃいました。
大胆な顔の省略に「この手があったか!」と唸らされましたよ〜。
個性的なメンバーがそろっていて、この作品の雰囲気が伝わってきます!
>わたしは期待が高すぎたせいでガッカリしてしまったクチなので、
これはよくわかります!
名作と言われれば言われるほどハードルが上がるし
私の場合はみんながイイと言ってるのを素直に認めたくない
意固地な自分がいたりします。笑
>こういう作品は身構えてしまうと穿った見方をしてしまうからダメですね〜。
サスペンス映画ではよくありますよね。
最初から怪しいからこの人は犯人ではないだろう・・・
って、ついつい思ってしまいます(^^;
>イラスト、わたしもこのシーンを描きたいと思ったんですが、人数が多いので諦めちゃいました。
>大胆な顔の省略に「この手があったか!」と唸らされましたよ〜。
ありがとうございます!
実は最初は顔も描くつもりで
後から別レイヤーで描き足そうと思っていたのです。
観てる最中は気づかず、イラストを描いていて思ったのですが、
結局ヴァーバルの回想でしか語られていないので
彼らの本当のところはわからないわけなんですよね。
だから、あえて顔なしにしてみました!