マジック・ツリーハウス
製作2011年 日本 監督:錦織博
原作:メアリー・ポープ・オズボーン
脚本:大河内一楼
声の出演:北川景子、芦田愛菜、真矢みき
長男が小4になって初めて、「かいけつゾロリ」以外の本を借りてきたのが
この、「マジック・ツリーハウス」でした。
アニメはどうなってるのか気になったのと
子どもたちも観る気になったので一緒に鑑賞しました。
(あらすじ)
本ばかり読んでいるおとなしいジャックと
動物好きで後先考えずに行動する活発なアニーの兄妹は
ある日不思議なツリーハウスを見つける。
そこにはたくさんの本があって、恐竜の本を見つけたジャックが
「ここに行ってみたいなぁ。」とつぶやくと・・・・・。
原作は最初の何冊かを読んだことがあるのですが、
本の中に入って、その時代などの特徴をノートに書いて帰ってくるだけなので
正直言って、ハラハラドキドキの冒険って感じはしないですし
どうして世界的にそんなに人気があるのが私にはよくわかりません。
有名な人や場所なので、基本的に知ってる事ばかりの内容ですし。
(お勉強させたい親が買っているのかも???)
まあ、私はほんの序盤しか読んでいないので
ずっと読み進めていっていると色んな楽しい謎が出てきているのかもしれませんが。
映画の内容も同じような感じで
メダルがどうのとかいうのもヒントがわかりやすいので
大して迷う事もなく、サクサクすすみました。
っていうか、あの魔女さんがネズミにされた理由・・・・・
あれでいいんですか???って感じで
大人が観る内容ではありませんね。
まあ、一応勇気を出してやってみようよ的な
メッセージは伝わってきましたが。
芦田愛菜さんはがんばっていましたが、
がんばりすぎ、というか、大仰なんですよね。
活発な女の子っていうよりは、やっぱり優等生的な感じがしました。
そして、真矢みきさんも・・・・・・すっごい芝居がかっているんですよね。
なんか、この二人だけがすごい気張ってるのが目立ちました。
北川景子さんはおとなしい少年っぽく演じられていたような気がします。
あと、どうでもいいですが、アメリカ版の原作と日本版の原作では挿絵が違います。
私はアメリカ版の方が好きなんですが、
息子に聞いたらリアルすぎて怖いって言われちゃいました。
今どきの文庫でアニメ調イラストが増えているのは
時代のニーズにあわせている証拠なんでしょうか。
うちの周りの子に限って言えば、ビビリで安定志向の子が多いから、
これぐらいの冒険で十分なのかもしれません。
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