2014年02月02日

これはこれでアリ

K-20.jpg
K-20 怪人二十面相・伝
製作2008年日本 監督:佐藤嗣麻子
原作:北村想
脚本:佐藤嗣麻子
出演:金城武、松たか子、國村隼、高島礼子、本郷奏多、
仲村トオル、鹿賀丈史


ブログDEロードショーのミステリー企画の後に借りていたのですが、
ネットレンタルって返却期限がないから、
ず〜〜〜っと借りっぱなしにしてました(^^;

(あらすじ)
第二次世界大戦を回避した帝都では1946年になっても身分制度が色濃く残り
一握りの華族以外は貧しい暮らしをしており、
職業を変える事や、身分違いの結婚は許されていなかった。
サーカスの軽業師である遠藤平吉は娯楽雑誌の編集長に頼まれ
名探偵明智小五郎と名門羽柴家の娘、葉子との婚約発表会を写真に撮るため
ビルに忍びこむが、怪人二十面相と間違われ捕えられてしまい・・・・・。


昭和っぽい言い回しがちょいちょい出てきたのでネットで調べながら観ました。
(手妻師とかカストリ雑誌とか。)
実は、ちょっと前は寝る前の読み聞かせに子供たちに
江戸川乱歩の少年探偵団シリーズを読んでいたので
(今はハリー・ポッターです。)
この作品を観てみる事にしたのですが、こんなに設定が違うとは思っていませんでした。
でも、あえて江戸川乱歩の世界と設定を変えて挑んでいたので違いを許容できました。

サーカスや遠藤平吉など、江戸川乱歩の世界観を残してくれているのもよかったです。
軽業師だからこそのアクションもなかなかよかったです。
二十面相ではなかった男が二十面相っぽくなっていくところも
理解ができたし、おもしろかったです。

松たか子さんの世間知らずなお嬢様もなかなかよかったです。
お色気作戦が失敗するのは思わず笑ってしまいました。
良家の子女のたしなみ・・・・いいですね!


江戸川乱歩の原作通りのおどろおどろしい雰囲気やドキドキの推理モノとは違うけれど、
子供と安心して観れる映画でした。
うちの子どもたちも「明智」とか「二十面相」というワードを聴きつけて
途中からだけど観始めたのですが、最後まで楽しんでいました。

エンドロールにOasisのThe Shock Of The Lightningがかかったのは
個人的に嬉しい驚きでした。


posted by マミイ at 22:05| 大阪 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | アクション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
前に観た事あります。
日本のアニメっぽさを上手く取り入れてるというか、雰囲気作りがよかった覚えがあります。
子供と観るには最適ですよね。

>松たか子さんの世間知らずなお嬢様もなかなかよかったです。
お色気作戦が失敗するのは思わず笑ってしまいました

よかったですよね〜。それまで彼女のこと、ちょっと苦手だったんですが、コミカルで気さくな感じが可愛くて、一気に好感度アップしました。

>子供たちに江戸川乱歩の少年探偵団シリーズを読んでいた

いいお母さんだなぁ!
きっと将来、マミイさんみたいに本も映画大好きな素敵な大人になると思います。
Posted by 宵乃 at 2014年02月03日 13:26
宵乃さん、こんばんは。

>日本のアニメっぽさを上手く取り入れてるというか、
>雰囲気作りがよかった覚えがあります。
ちょっとだけしかないのですが、
オープニングのアニメ?もかっこよかったです。

>それまで彼女のこと、ちょっと苦手だったんですが
実は私もです!
結構キツめに見えるから苦手だったのですが
今回の性格はハマっていましたし、
ものすごく好感度がアップしました!

>きっと将来、マミイさんみたいに本も映画大好きな素敵な大人になると思います。
一緒に楽しみたいなぁと
コッソリ趣味を押し付けているのですが(笑)
なかなか食いついてくれません。
でも、本人のペースで楽しい事を見つけてくれたらいいなぁと思ってます。
Posted by マミイ at 2014年02月03日 21:26
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