2013年12月13日

キャストがもったいない

SHAFT.jpg
シャフト 原題:SHAFT
製作2000年 アメリカ 監督:ジョン・シングルトン
原作:アーネスト・タイディマン
脚本:リチャード・プライス、ジョン・シングルトン、シェーン・サレルノ
出演:サミュエル・L・ジャクソン、ジェフリー・ライト、
クリスチャン・ベール、トニ・コレット、リチャード・ラウンドトゥリー


1971年製作の『黒いジャガー』をサミュエル・L・ジャクソン主演で
リメイクしたという事で観てみました。
(ちょうどCSのテレビ放送があってよかったです。)

(あらすじ)
型破りな刑事ジョン・シャフトは黒人学生を撲殺した容疑でウェイドを逮捕するが
ウォルターの父は不動産王であり、多額の保釈金を積んで保釈、
その後ウェイドは国外逃亡してしまう。
その後もシャフトはあきらめず、ウェイドの行方を必死に探すが・・・・・。


オープニングテーマがオリジナルと同じでした。
ホント、今聴いても全然かっこいいんですよね。

オリジナルのシャフトって30代ぐらいで女にモテモテだったんですが
サミュエルが52歳の時の映画なのであまりモテモテシーンはなかったです。
(50代には見えないかっこよさですけど。)

クリスチャン・ベールも・・・・・撮影当時は26歳なんですが
ちょっとモッサリしているというか、なんかパッとしなくて
別にクリスチャン・ベールじゃなくってもよかったんじゃないかな、という役でした。
金持ちのボンボンで激しい差別主義者なのかと思っていたら、
あっさり黒人マフィアのボス的存在の人と仲良くなったりとか
あまり終始一貫してないし、なんだかなぁって感じの役でした。

サミュエルもクリスチャン・ベールも10年若かったらなぁ
・・・・・・・という思いでいっぱいでした。


そして、敵が多すぎてゴチャゴチャしてました。
ラストも悪い意味でビックリです。
オリジナルも雰囲気だけはよくて、
そんなにちゃんとしたストーリーではなかったのですが(笑)
リメイクもあんまりよくわからないお話でした。

オリジナルのシャフト役のリチャード・ラウンドトゥリーが
叔父さんで元探偵?という役で出てました。
メインの事件には関わらないですが、
一瞬じゃなくて、何度も出てきます。
出ているだけで存在感があるのはさすがでした!
(ちょっとちゃめっ気があって、この人はホント女にモテそうなんですよね。)
リメイクっていうようりはスピンオフ、続編みたいな印象を受けました。


原題と同じ『シャフト』というタイトル・・・・・
人名なのですが、シャフトっていうとどうしても
ドライブシャフトとか、ゴルフクラブのシャフトとか
軸っぽいイメージを持ってしまいます。
『黒いジャガー』のリメイクと知らなかったらスルーするところでした。


posted by マミイ at 22:29| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 刑事・犯罪・スパイもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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