2013年11月27日

運命の綱渡り

LES DAMES DU BOIS DE BOULOGNE.jpg
ブローニュの森の貴婦人たち 原題:LES DAMES DU BOIS DE BOULOGNE
製作1944年 フランス 監督:ロベール・ブレッソン
原作:ドニ・ディドロ
脚本:ロベール・ブレッソン
台詞:ジャン・コクトー
出演:ポール・ベルナール、マリア・カザレス、エリナ・ラブルデット


先日、ジャン・コクトーは苦手かも、と自分で書いておきながら
「台詞:ジャン・コクトー」っていうのが気になったので
観てみる事にしました。
・・・・・結局、好きなのかしら?笑

(あらすじ)
エレーヌは恋人ジャンを焦らす目的で別れ話を告げたが、
ジャンは了承し、二人は自由な関係となった。
しかし、エレーヌは裏切られた思いで、
ジャンに対して復讐しようとするのであった・・・・・。


エレーヌ、身勝手すぎ!!笑
悪魔のように不敵な微笑みが怖すぎます。

人をうまく操っているようでも、
策士策に溺れちゃう事もあるのです。
恋愛は追えば逃げるし、逃げれば追ってきます。
かと言って、逃げてみたら追ってこなかったり・・・・・
ままならないものですね。

18世紀の思想家ドニ・ディドロが晩年に書いた
『運命論者ジャックとその主人』が原作だそうです。
出版社のコメントで
「人間は誰しも、次の瞬間にはどちらに転ぶとも知れない
曖昧で危機的な生を生きていくしかない。
この酷薄きわまりない世界認識を、一片の悲哀を混じえること
なくひたすら快活な笑いをもって描ききったところに、
この傑作の真骨頂がある。」
と書かれていて、非常に気にはなるのですが、
いかんせん、本のお値段が・・・・・。

観るきっかけになった、ジャン・コクトーの台詞ですが、
それ自体はそんなに心に響くことはなかったような(^^;
私はフランス語はわからないので、そのせいかも。




posted by マミイ at 21:45| 大阪 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんは☆

>エレーヌ、身勝手すぎ!!笑
>悪魔のように不敵な微笑みが怖すぎます。

本当にね〜笑。

・・・私はフランス映画として面白いと思いました☆
この監督は素人の人を使うとかで特徴があるらしいのですが、
この作品は初期で、普通の俳優を使っている珍しい作品だそうです。

マミイさんのイラストは、美しくて、意味深な感じが素敵です♪


.
Posted by miri at 2013年11月28日 18:38
miriさん、おはようございます。

>・・・私はフランス映画として面白いと思いました☆
メロドラマなんですが、クサくないというか、フランス的でしたね!

>この作品は初期で、普通の俳優を使っている珍しい作品だそうです。
前にテレビで
スリの映画の時に本物のスリを使ったと聞いたことがあります。
映画なのに、演技をしたら怒られるとか・・・ちょっと変わった人だったみたいですね。
作品を観てみたいとずっと思っていたのですが
初期の作品が観られてよかったです。

>マミイさんのイラストは、美しくて、意味深な感じが素敵です♪
ありがとうございます!
若くて美しい娘さんのウエディングドレス姿って
本当に美しいと思います。
オーガンジーなんでしょうか?
ドレスの下部分の質感がうまくでなくて苦労しました。
Posted by マミイ at 2013年11月29日 06:21
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