2013年10月21日

みんな、それぞれ大変

50-50.jpg
50/50 フィフティ・フィフティ 原題:50/50
製作2011年 アメリカ 監督:ジョナサン・レビン
脚本:ウィル・ライザー
出演:ジョセフ・ゴードン=レヴィット、セス・ローゲン、
アナ・ケンドリック、ブライス・ダラス・ハワード、アンジェリカ・ヒューストン


いわゆる難病モノとは一線を画した作品です。
脚本家が実際に癌に罹患して作った作品なのだそうです。

(あらすじ)
ラジオ局で働く27歳のアダムは癌である事を宣告される。
5年生存率は50%。
突然のことに医者の言葉はよく聞こえない。
半同棲状態の恋人レイチェルと腐れ縁の親友カイルに打ち明けるが・・・・。


癌を扱った映画ですが、決して暗くはないです。
主人公のアダムは驚くほど冷静でした。実際、こんなものなのかもしれないですね。
(まあ、話を聞いていない、耳に入ってこないっていうのもあるかもしれませんが。)
5年生存率が50%だと言われても実感がわかないものかもしれません。

むしろ、周りのアダムを憐れむような目が気になりました。
でも、私もきっとどう対応していいかわからなくって同じような目線を送ってしまうかも。
気休めっていうのは、実は言ってる本人の気を休めるために言う言葉なんだなぁと思いました。

ブライス・ダラス・ハワードはああいう浮世離れしているというか
ちょっとエキセントリックな美人役が似合うと思います。
「あなたも大変かもしれないけど、私だってつらいのよ!」って
面と向かって言えちゃうのがすごいです。
でもそんな、くそ〇ッチのブライスさんも
ワンコを連れてきたのはグッジョブ!だと思います。
彼女はわが身が一番かわいかったのだけれど、(笑)
アダムの事もそれなりには考えていたのかなぁと思いました。

両親との関係、腐れ縁の友達との関係もグッときました。
死の受容のプロセスだなんだ、とマニュアル通りのセラピーよりも大事な事ってあるのです。
アダムの事でなく、おかあさんも大変なのね。って言えたセラピストはすごいと思います。
あの一言がなかったら、アダムは変わらなかったかも。
アナ・ケンドリックが好演してました。
(ブライスが悪女だった分、いい女度がアップ!ココでもブライスGJ!!笑)

カイルはホント最初から最後まで変わらなくてどうなのよ、と思いつつも
友達が大変な状況にもかかわらず、普段と変わらず付き合ってくれるって
本当はすごく難しくて大変なんだろうなぁと思いました。
彼の自宅でのシーンはグッときました。
そんなこんなで、手術室に運ばれるお決まりのシーンはやっぱりホロッと泣けてきました。

あくまで明るく!をモットーにして
抗がん剤のつらさとか、手術後の回復とか壮絶なシーンはあえて避けたのかもしれません。
(私も大学生の頃に奇形腫をとった事がありますが、切ったら終わり、ではなかったです。)
誰しもがこんな風に助かるわけではないけれど、
それでも助かる人がいるんだって事は慰めになるのかなぁ。




posted by マミイ at 19:04| 大阪 ☀| Comment(4) | TrackBack(0) | ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントありがとうございました。

この作品は闘病そのものより、闘病しているアダムと周りの人々の心のプロセスを描くコンセプトだったんでしょうね。

ほんと、誰のやり方が正しくて間違ってるかというわけではなくて

悪い印象しか与えないあの人(まあブライスさんですけどw)の振る舞いも
実際こういう状況になったら、自分はああはならない、とは言い切れませんしね
Posted by バーンズ at 2013年10月22日 16:21
バーンズさん、こんばんは。

>闘病しているアダムと周りの人々の心のプロセスを描くコンセプトだったんでしょうね。
言われてみるまで、気づきませんでした。
確かにそうですね!
私も母親との関係があまりよくないので、結構身につまされる部分ありました(^^;

>ほんと、誰のやり方が正しくて間違ってるかというわけではなくて
実際にこういう状況になってみないとやっぱりわからない事が多いですよね。
人間には想像力があるけれど、体験するまでは思いもよらない想定外の出来事って
たくさんあるような気がします。
Posted by マミイ at 2013年10月22日 21:32
なんとなく、直視出来るかどうか分らないけど、見てみたいような、怖いような・・・・
「生老病死」このテーマは、年齢とともにというか、経験により考え方、感じ方受け入れ方が変わって来ますね。


>ほんと、誰のやり方が正しくて間違ってるかというわけではなくて
実際にこういう状況になってみないとやっぱりわからない事が多いですよね。
人間には想像力があるけれど、体験するまでは思いもよらない想定外の出来事って
たくさんあるような気がします。

(・-・)(。_。)(・-・)(。_。)ウンウン
すごく、そう思います。
今、まさにそんな状況なので・・・
いつか、書けるかな・・・
Posted by かえるまま at 2013年10月28日 15:15
かえるままさん、こんばんは。
返信遅くなってすみません。

>なんとなく、直視出来るかどうか分らないけど、見てみたいような、怖いような・・・・
難病モノ!?にしては珍しく、誰も死なないですし
一番の親友が癌が発覚した後も普段通りに下ネタばっかり話しているので
割と観やすい映画かもしれません。

>「生老病死」このテーマは、年齢とともにというか、経験により考え方、
>感じ方受け入れ方が変わって来ますね。
本当ですね。
こればかりはコレが正解とかこうすれば絶対によいというマニュアルはないですね・・・。

>今、まさにそんな状況なので・・・
>いつか、書けるかな・・・
ご自分の納得できる方向に話が向かうといいですね。
書きたくなったら、書いてみてください。
決してご無理なさらず、書きたくない時はごゆっくりお休みくださいませ。
Posted by マミイ at 2013年10月29日 20:54
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