冬の光 原題:NATTVARDSGASTERNA
製作1962年スウェーデン 監督:イングマール・ベルイマン
脚本:イングマール・ベルイマン
出演:グンナール・ビョルンストランド、イングリッド・チューリン
好きといえるほど観てはいないのですが、
イングマール・ベルイマンの作品と聞くと観たくなります。
ザ・シネマで特集されているので、録画した順番に観ていこうと思います。
(あらすじ)
スウェーデンの小さな漁村で牧師をしているトーマスは
妻の死後、自分の信仰に自信が持てなくなっていた。
夫のヨナスが元気がないので相談に乗ってほしいとカリンに頼まれるが
ありきたりな言葉でしか対応できず、ヨナスは自殺してしまう。
愛人のマッタも重荷になってきているトーマスは・・・・・。
私はキリスト教の信者ではないのですが、
神の沈黙というか、無関心というか
祈りが届いているのかどうかっていうのがわからない部分は
何となくわかりました。
また、届いているかわからないからこそ、
ただただ一身に祈るしかないのかもしれません。
神様だけでなく、トーマスもまたマッタに対して
無関心というか無慈悲というか、
最後の一線を越えさせないというかすごく冷たく突き放す面がありました。
それでも、人は他人を求めずにはいられないのかもしれません。
原題は「聖体拝受者」という宗教用語らしいです。
英題は邦題と同じく「WINTER LIGHT」です。
スウェーデンの厳しい冬の片鱗が見えました。
(風が半端なく強かったです。)
寒さの中で凛とした光が印象的でした。
今朝はコメントを頂き、有難うございました☆
のちほどお返事書かせて頂きますね〜!
「冬の光」
私も昨日見ました☆
もしかして「ふたりDEロードショー」?かも?
もしそうなら嬉しいです。
記事にはしませんが。。。
>神の沈黙というか、無関心というか
>祈りが届いているのかどうかっていうのがわからない部分は
>何となくわかりました。
>それでも、人は他人を求めずにはいられないのかもしれません。
この映画の中で、人間同士の関係で、
神の沈黙に通じる描写がいくつかあって、
結構分かりやすく描いているような気もしました。
まぁイミフ系だとは思うのですが
良い作品だと思いました・・・。
>ベルイマン特集、私も少しずつ観ようと思っているので
>上の2作品を観てから記事を読ませていただこうと思って
>楽しみにしてま〜す。
今回の5作品のうち再見はスルーしたので、見たのは3作品です。
なので、記事のある2作品、頂けるならコメントや、
マミイさんの記事を楽しみにしていますね〜!!!
今回のイラストですが、ラストシーンの前のところでしょうか?
すごく雰囲気が出ていて、この記事のタイトルにもピッタリ♪
彼女が美しくなくこころ根も良くない点がミソでしたね。
>原題は「聖体拝受者」という宗教用語らしいです。
これは超正しいですね!
でも、やはり「冬」の「光」が似合うと思います☆
アメリカでタイトルを付けた人のまねかもしれませんが、良い邦題ですね。
長々失礼いたしました〜!
.
>もしかして「ふたりDEロードショー」?かも?
>もしそうなら嬉しいです。
あはは!そうですね。
放送から少し日が経っているのに、偶然同じ日に観たというのはすごいです!
まさに「ふたりDEロードショー」です!!
>この映画の中で、人間同士の関係で、
>神の沈黙に通じる描写がいくつかあって、
>結構分かりやすく描いているような気もしました。
最後の方の別の教会のお世話係みたいな人が
色々と話をしてましたが、あれも結構納得できました。
難しく考え出すと、果てしないですが
割とあっさりと観られる作品ではないでしょうか。
>今回のイラストですが、ラストシーンの前のところでしょうか?
そうです!マッタがよその教会で一人椅子に座っているシーンです。
>すごく雰囲気が出ていて、この記事のタイトルにもピッタリ♪
>彼女が美しくなくこころ根も良くない点がミソでしたね。
ありがとうございます!!
牧師さんなのに愛人がいるとか、
トーマスにはいい事言っといてマッタには逆のことを言うオルガン弾きとか
結構生々しいお話が多かったように思います。
だからなのか、彼女の容姿も性格も結構リアルですよね〜。
>でも、やはり「冬」の「光」が似合うと思います☆
>アメリカでタイトルを付けた人のまねかもしれませんが、良い邦題ですね。
私も同感です。
このタイトルじゃなかったら、観る気がなくなっていたかも(^^;