チョコレート 原題:MONSTER'S BALL
製作2001年 アメリカ 監督:マーク・フォスター
脚本:ミロ・アディカ、ウィル・ロコス
出演:ビリー・ボブ・ソーントン、ハル・ベリー
ヒース・レジャー
原題のMONSTER'S BALLとは、英国で死刑の前に行われる
パーティの名前だそうです。
すごく意味深なタイトルですね。
邦題のチョコレート・・・・確かに作中にチョコがよく出てました。
チョコにどんな意味を見出すのか、それとも、
チョコ自体には大した意味はないのか、
あなたはどんな風に感じるでしょうか?
(あらすじ)
ハンクは刑務所の看守で死刑囚担当。
父バックも息子ソニーも同様の仕事である。
バックとハンクは人種差別主義だが、ソニーは心優しく
父子はぶつかってばかり。
レティシアは黒人で夫が死刑囚であり、息子は過食症。
親子関係がうまくいかず、息子に暴力をふるってしまう事もある。
ある時ソニーは自ら命を絶ってしまい、ハンクは失意のどん底に。
そんな時にレティシアと出会う・・・・・。
家族など愛しい存在がある日突然いなくなってしまったら・・・
人は絶望の淵に立たされると思います。
しかも、ちょっと厳しい態度をとってしまった後だったら
後悔してもしきれないと思います。
そんな時に同じような境遇の人に出会うと
同病相憐れむじゃないけど、恋に落ちてしまうかも・・・と、
ちょっとうがった見方をしてしまいました。
人種差別がからんでますが、ある時急に解決?改心?してるのも
よくわからなかったですし・・・。
ラストもちょっとわかりにくかったので、
私的にはやや消化不良でした。
でも、この後はどうなるのよぉ???ぐらいで
余韻を残して終わらせて後は観る人の
ご想像におまかせしますって事でいいのかしら?