ジェームズ・フランコVSエイプ 原題:THE APE
製作2005年アメリカ 監督:ジェームズ・フランコ
脚本:ジェームズ・フランコ
出演:ジェームズ・フランコ
前々から思ってはいたのですが、『スモーキング・ハイ』を観て
ジェームズ・フランコってかっこいいなぁと改めて思って
彼が監督と脚本もしているこの映画を観てみる事にしました。
(あらすじ)
ハリーは電話会社に勤めながら小説を執筆しているが
小説制作に集中するために妻子と別居してアパートを借りた。
そこには服を着て人間の言葉をしゃべるゴリラがいて・・・・・。
ジェームズ・フランコ演じるハリーはまあ、ろくでもない人間です。
仕事も中途半端、小説も中途半端、
オレはこんなちいさいところにおさまってる人間じゃないぜ!と
自己を過大評価して周りを見下して生きています。
そんな彼がゴリラと奇妙な共同生活を始めるのですが・・・・・。
変なお話ですよね。笑
元々舞台劇だったらしいのですが、
幕間にドストエフスキーの名言が出てきます。
う〜ん、つまらないといえばつまらないんですが
実は奥が深いのかもしれません。
結構えっって感じで終わるのですが、
なんとなくそういうオチなのかな、って予感も感じさせてくれるし
ジェームズ・フランコの底知れない魅力を感じた作品でした。
(っていうか、ジェームズ・フランコじゃなかったら
最後まで観てなかったかもしれません。)
せっかくだから、私もドストエフスキーの名言を調べてみました。
色々ありましたが、気に入った言葉が二つ見つかりました。
・人生において何よりもむずかしいことは、嘘をつかずに生きることだ。
そして自分自身の嘘を信じないことだ。
・人生は苦痛であり、人生は恐怖である。だから人間は不幸なのだ。
だが、人間はいまでは人生を愛している。それは苦痛と恐怖を愛するからだ。
無類のジェームズ・フランコ好き、もしくは
たまには哲学的に過ごしてみたいって人にしかオススメしません。
ラベル:ジェームズ・フランコ
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