
ゴーストハンターズ 原題:BIG TROUBLE IN LITTLE CHINA
製作1986年 アメリカ 監督:ジョン・カーペンター
脚本:ゲイリー・ゴールドマン、デビッド・Z・ワインスタイン
出演:カート・ラッセル、キム・キャトラル
ブログDEロードショーのファンタジー企画の時に
RISING STEELのバーンズさんが紹介していた映画です。
ジョン・カーペンター監督にカート・ラッセル主演と聞いては
観ないわけにはいかないでしょ!って事で
やっとこさ観る事ができました。
(あらすじ)
トラッカーのジャックはサンフランシスコのチャイナタウンで
友達のワンと夜通し遊んでいた。
そのままワンの恋人ミャオを空港まで迎えに行くのについていくが
目の前でミャオがさらわれてしまう。
慌てて追いかけるジャックとワンの前に
怪しげな男たちが立ちはだかり・・・・・・。
『ゴーストハンターズ』っていう邦題ですが、
幽霊が重要な意味があったり、そいつらを狩るのが職業ってわけでは
まったくありません。
(『ゴーストバスターズ』のあやかりタイトル?)
まあ、意味なくモンスターが時々出てくるんですが、
それもまたカーペンター監督っぽくってよかったです!
お話自体はそれほど大した意味もなく
B級映画の雰囲気というか、終始ゆる〜い感じがして
カンフーアクション映画的な場面もあるんですが
いい意味でグダグダしてて楽しかったです。
カート・ラッセルはスネーク・プリスキンっぽく
強くて硬派でかっこいいイメージを勝手に想像していたのですが
今回のジャックという役どころは
無駄にいい身体なのに変なデザインのタンクトップを着ていたり、
自分の撃った銃弾で崩れてきた石にあたって気絶してみたり、
ラブシーン直後に唇に真っ赤なルージュがついたままボスと戦ってみたり
・・・・・・と、とにかくおもしろシーン続出でした!
(とはいえ、言うほどおもしろくはないのであまり期待しすぎないでくださいね。笑)
グダグダなカート・ラッセルもかわいくてよかったです。笑
キム・キャトラルは若くてかわいらしかったです。
『ポーキーズ』と『SEX AND THE CITY』から
この人は絶倫イメージが強いのですが
今回はそういうところはありませんでした。
こういうのもいいですね。
この映画、ブルーレイ版が発売されているっていう事は
結構人気があるんでしょうか?
もちろん、私は嫌いじゃないです。っていうか、好き!
万人にはおすすめできませんけどね。笑
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この作品、主人公がまったくもって普通で、ここぞという時にもカッコつかないところが愛嬌ありますよね(笑)
ホント、グダグダ加減が絶妙というか。
一歩距離を置いて、映画を作っている様子も一緒に思い浮かべながら観るのが楽しかったり。
絶対、みんな楽しんで作ってた!
イラストもサイコーです。これを見たらこの作品がどんなものか一発でわかりますね(笑)
>(『ゴーストバスターズ』のあやかりタイトル?)
間違いなくそうだと思います。
ポスターの構図や邦題を他の大ヒット作からパク・・・もとい頂く
というのは今でも未公開のB級映画でよくありますね。
「インセプション・コード」という作品もありますよ、見てないけど(笑)
>グダグダなカート・ラッセルもかわいくてよかったです
でも飛んできたナイフを掴んでそのまま投げ返すところ、そこだけは凄いかっこよかった
(そこだけっていうのも失礼ですが^^;)
「北斗の拳」で似たような技があった気が...二指真空把とかいうやつ。
>この映画、ブルーレイ版が発売されているっていう事は
>結構人気があるんでしょうか?
公開時はイマイチだったけど、ソフトの発売でいつでも見れるようになってから
段々人気を得て、っていうパターンでしょうね。
たぶん、この映画は映画館で「楽しむぞぉぉ」と身構えてみたら失敗するけど
家でリラックスしながらだと、グダグダ加減も妙に心地よく感じてしまう
という魅力があると思います。キッチュというか。
デートなら見た後の空気はかなり微妙そうですが
気の置けない友達同士で見たらなかなか盛り上がりそう(笑)
>ここぞという時にもカッコつかないところが愛嬌ありますよね(笑)
ダサかっこいい役が絶妙にはまっていました。笑
>絶対、みんな楽しんで作ってた!
あはは!私もそう思います!!
>イラストもサイコーです。これを見たらこの作品がどんなものか一発でわかりますね(笑)
ありがとうございます!
ルージュがベッタリのカート・ラッセルも気になったのですが
意外とあっけなかったボスにしちゃいました。笑
>ポスターの構図や邦題を他の大ヒット作からパク・・・もとい頂く
>というのは今でも未公開のB級映画でよくありますね。
一応ゴーストっぽいのは出てきてましたがハンターではなかったですよね。
『バス男』はスクールバスで通学しているだけというで
内容には全く関連がなかったですから、この作品はまだマシなのかもしれません。
(そういえば、トニー・レオンとアンディ・ラウが出ているというだけで
『インファナル・デイズ』なんて映画もありました。)
>でも飛んできたナイフを掴んでそのまま投げ返すところ、そこだけは凄いかっこよかった
そうそう、思い返してみてもそこだけだったような気がします。笑
ラストまで真っ赤な唇で行くのかと思っていたら
途中でキム・キャトラルに拭いてもらってるのもおかしかったです。
確かに北斗の拳であんな感じの技ありましたね。
漢はナイフを受け止めるのなんて当たり前なんですかね。
>たぶん、この映画は映画館で「楽しむぞぉぉ」と身構えてみたら失敗するけど
映画館では払うお金も多くなりますから、どうしても辛口になってしまいます。
この映画は身構えたら絶対失敗するパターンですよね。
デートだと・・・・私みたいなのは喜びますが、
大半の女性には受けないでしょうね(^^;