新少林寺/SHAOLIN
製作2011年香港・中国 監督:ベニー・チャン
脚本:チャコール・タン、チェン・カーチョン
出演:アンディ・ラウ、ニコラス・ツェー、ファン・ビンビン、
ジャッキー・チェン、ユエ・ハイ
「少林寺」って言われると無性に観たくなります。
リー・リンチェイ(ジェット・リーでなく、あくまでもリンチェイ)を
念頭において観ると、あまりの違いっぷりにビックリしてしまいました。
(あらすじ)
侯杰(こうけつ)は冷酷な将軍であったが、部下の曹蛮(そうばん)の裏切りで
すべてを失い少林寺に逃げ込む。
侯杰は僧侶たちと暮らすうちに今までの行いを悔い改めるが・・・・・。
『少林寺』のようなカンフーアクション中心のお話ではありません。
厳しい修行に耐え身体や技をどれだけ鍛えても銃にはかなわない・・・って
当たり前だけれど哀しい現実を目の当たりにしてしまいました。
精神論的に言えば勝ちなのかもしれませんが、
目に見える勧善懲悪が見たかったです。
でも、前と同じ事をするのでは「新」の意味がないから
これでいいのかもしれませんね・・・・・。
とはいえ、少林寺のトップ 方丈(ほうじょう)がユエ・ハイだったので
私はそれだけで満足でした。
ユエ・ハイって、誰のこっちゃ?と思う人が大半でしょう。
ユエ・ハイはリー・リンチェイの『少林寺』で兄弟子というか師父でした。
『少林寺』においても時に厳しく、優しくて大好きな人だったんです。
彼が出た瞬間、嬉しくて思わず「師ー父〜〜〜!」と叫んでしまいました。笑
あ、メインのアンディ・ラウやニコラス・ツェーの事を全然触れていませんね。
イラストにも描いてないし(^^;
ニコラス・ツェーは男前だと思うんですが、なんか一味足りないというか
ちょっと惜しい感じのする男前なんですよね・・・。
ジャッキーは今回脇役ですが、料理拳法!?がおもしろかったです。
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ちょっと予想外の展開でしたが(よく考えると酷い目にあって少林寺に逃げ込みというよくある話でもあったり)、楽しむことができました。
ただやっぱりカンフーVS銃という戦いは悲しいものがありますね。ブルース・リーの「ドラゴンへの道」では銃に対抗すべく木を削ってダーツのような飛び道具を作ってました。
ユエ・ハイは昔の少林寺の顔的存在でしたね。
彼が出るとほっとしたものです。(^^)
トラックバックさせていただきました。
トラックバックもありがとうございます。
>よく考えると酷い目にあって少林寺に逃げ込みというよくある話でもあったり
言われてみれば確かに・・・・!
少林寺って来る者は拒まずというか、懐が深いですよね。
>ユエ・ハイは昔の少林寺の顔的存在でしたね。
>彼が出るとほっとしたものです。(^^)
そうです、そうです!
兄弟子というよりはお父さんみたいな存在でした。
(『少林寺2』では実際にお父さん役をしてましたし。)