2013年08月30日

創造は日々の積み重ね

EL BULLI.jpg
エル・ブリの秘密 世界一予約のとれないレストラン
原題:EL BULLI: COOKING IN PROGRESS
製作2011年 ドイツ 監督:ゲレオン・ヴェツェル


予告を観て、気になったので鑑賞しました。
こういうレストランにはもう長年行ってないですね〜。
ま、子供を預けて行くほど私は食通ではないですし。
(むしろファストフード舌(^^;)


スペインの三ツ星レストランで、約50席しかないシートに
世界中から年間200万件もの予約希望が殺到し、
「世界一予約が取れないレストラン」と呼ばれ
世界ベストレストラン50の1位に何度も選ばれていたエル・ブリ。
(2011年で閉店しています。)
半年間しか開店せず、なんと残りは新メニュー開発に費やしています。
このドキュメンタリーでは新メニューを開拓する様子を追っています。


ここのレストランはコース料理で3時間食事するらしいです。
向こうの人はゆっくり食べますよね。
とはいえ、一つ一つの料理は一瞬でなくなってしまいます。
6カ月も準備して食べるのは一瞬ですから
とっても儚い芸術だと思いました。


何よりも探究心がすごかったです。
真空調理器とか、液体窒素とかまさに実験のようでした。
美味しいかどうかは既に問題ではなく
(美味しいのは当たり前なので)
観客に常に驚きを与え続けなければいけないのです。

たまたまなのかもしれないですが、
柚子や抹茶、しゃぶしゃぶなど
日本人にはなじみの深い食材、調理法が出てきていて
和食って奥が深いのだなぁと思いつつも、
ヨーロッパではまだまだ知られていないのね、ってちょっと思いました。

レストランが再開した後も常に工夫する事を忘れず改良を加えていきます。
だからこそ、人気が続いていたのでしょうね。
(・・・・・・私は予告を観て初めて知ったのですけど。)

失敗は成功の母!
思いもかけない時にとてつもなくいいアイデアが浮かぶ事もありましたが
やはり日々研究を重ねてきたからこそなのでしょうね。
日常の料理のヒントにはとてもならなかったですけれど、(笑)
とっても興味深く観る事ができました。


ちなみにイラストはオブラートで具を包んで
スープでしゃぶしゃぶして食べる「生地が消えるラビオリ」です。
美味しいってみんな絶賛してましたけど、どうなんでしょうね?(^^;


posted by マミイ at 23:28| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 実在の人物・事件が元ネタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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