ローマ法王の休日 原題:HABEMUS PAPAM
製作2011年 イタリア 監督:ナンニ・モレッティ
脚本:ナンニ・モレッティ、フランチェスコ・ピッコロ、
フェデリカ・ポントレモーリ
出演:ミシェル・ピッコリ、イエルジー・スチュエル、
ナンニ・モレッティ
邦題や予告からほっこりするようなコメディかと思ったのですが
結構重ためのお話でした(^^;
(あらすじ)
ローマ法王が逝去し、次期法王を決める「コンクラーヴェ」が開催された。
何度も投票が行われ、最終的に枢機卿メルヴィルが法王に選ばれた。
メルヴィルは引き受けたものの、法王就任の挨拶をするために
群衆の前に出ようとした途端パニックにおちいり・・・・・。
最初から引き受けなければいいのに・・・・と少し思いましたが、
みんなの期待を一身に集めたあの場面で固辞することは難しいでしょうね。
ものすごいプレッシャーだったと思います。
みんなの気持ちを考えて
なんとなく引き受けてしまうような性格だったからこそ、
あのように思い悩むのだろうなと思いました。
監督さんは精神科医の役もやっているのですが
精神科医っぽくて笑えました。
精神科医って全世界であんな感じなんでしょうか?
ラストは最初はえぇ〜〜〜っ!?ととても驚きましたが、
あの選択って、実はとっても大事な事なのではないかと思いました。
コンクラーヴェって言葉は先日のニュースで初めて知りました。
もちろんバチカン内部は撮影禁止なのだそうですが、
本物っぽく見えました。
実際にこんな感じだったのかなぁ・・・と思いながら観ました。