ダーク・シャドウ 原題:DARK SHADOWS
製作2012年 アメリカ 監督:ティム・バートン
脚本:セス・グレアム・スミス
出演:ジョニー・デップ、ミシェル・ファイファー、
ヘレナ・ボナム=カーター、エヴァ・グリーン、
ジャッキー・アール・ヘイリー、クロエ・グレース・モレッツ、
ジョニー・リー・ミラー、ベラ・ヒースコート
なんか、全員集合の図を観ると、どうしても
『アダムス・ファミリー』を勝手に思い浮かべてしまいますが
テイストが全然違いました。
60年代に流行ったソープ・オペラ(昼ドラ)が原作なんだそうです。
(あらすじ)
1752年、イングランドからアメリカに渡ってきたコリンズ一家は
水産業を営み大きなお屋敷を建て幸せに暮らしていた。
青年となった息子のバーナバス・コリンズは
使用人のアンジェリークに手をだし捨ててしまう。
実は彼女は魔女であり、呪いによりバーナバスは両親を殺され
愛する人も自殺、自身もヴァンパイアにされ生き埋めにされてしまう。
200年後バーナバスは復活するが、コリンズ一家は落ちぶれており・・・。
う〜ん、じゃっかん出オチ気味でした。
ティム・バートンのイラストを実写化したようなジョニー・デップ。
お見事!です。
(私もティムっぽくイラストを描いてみましたが、
彼っぽいテイストがでているかどうか・・・・・。)
お話は大した山場もなく(^^;
「家族が大事!」と言いながらも、
オカルトちっくなおこちゃま、反抗期の女の子、手癖の悪い男・・・・・とバラバラで
あんまり「血は水よりも濃い」のセリフを実感する事はありませんでした。
でも、ゴシックホラーなファミリー映画だと、それこそ
『アダムス・ファミリー』になっちゃいますからね。
あんまりおもしろくなかったので、ジャンル分けをどうしたらいいのか迷いました。
ヴァンパイアが出てくるけどホラーでもないし、
コメディっていうほどおもしろくもないし。
美女が「壊れちゃう」ところはなんとなく
『永遠に美しく…』を思い出しました。
元が美しいからこそ、壊れちゃうと余計に迫力がありますね。
DVDの特典映像を観る限りでは
監督は再現できて大喜びだったみたいですが、
元ネタを知らない私としては、ポカ〜ンと
置いてけぼり感を味わってしまい、そのまま終わってしまいました。
でも、音楽はよくって、T.REXとかカーペンターズとか聴けたり
アリス・クーパーを観れたのはちょっと感激でした。
私はちょうどNHK-BSプレミアムで「BS洋楽グラフィティー」の
70年代を見ているところだったのでツボでした。
と言いつつも、この映画のサントラを買わずに
James Brownを買っちゃいました。
ラベル:ティム・バートン セス・グレアム・スミス ジョニー・デップ ミシェル・ファイファー ヘレナ・ボナム=カーター エヴァ・グリーン ジャッキー・アール・ヘイリー クロエ・グレース・モレッツ ジョニー・リー・ミラー ベラ・ヒースコート
【関連する記事】
この作品は各シーン、シーンでは面白かったのですが、ちょっと微妙でしたね。
おっしゃられている通り家族の絆に関しても希薄なところがあったりして…。
確かにアダムスファミリー風。
これ2はDVD化されているのに1がないんですよね。また観たいなー。
マミイさんも映画のイラストを描かれるようになっていたんですね。
これがあると他のブログとはまた違った雰囲気を味わえるのでいい感じですよ。(^^)
トラックバックさせて頂きました。
実はリスト一覧に入れ忘れていたようで助かりました。(^^;
トラックバックもありがとうございます。
小さく笑えるところはあったものの、
全体的にはビミョ〜でしたね(^^;
>これ2はDVD化されているのに1がないんですよね。また観たいなー。
私は2よりも1の方が好きです。
DVD化されてないのがもったいないです。
>マミイさんも映画のイラストを描かれるようになっていたんですね。
>これがあると他のブログとはまた違った雰囲気を味わえるのでいい感じですよ。(^^)
お褒めいただきありがとうございます!
宵乃師匠にソフトを教えてもらったんです。
今はトレースばかりですが、段々と自分の味が出せたらいいなぁと思ってます。
まあ、トレースもかなり省略が多いんですけど(^^;
>実はリスト一覧に入れ忘れていたようで助かりました。(^^;
私も他の方の作品記事を見て、自分も見てたはず・・・
と探したらなかったり、リンクを間違えてたりしてる事あります。
何度もチェックしてるつもりでも、
ついウッカリしてしまうのは小鳥頭ゆえなのでしょうか(-"-)
イラストのバーナバス、可愛いですね!
劇中のバーナバスもこの様な感じだったら
もっと好感持てたと思います。
僕もイラスト書きたくなってきちゃいました。
画力、全くありませんが、出来るなら原哲夫先生くらいの絵を書きたいと無謀なことを夢見ます(笑)
作品は仰るとおり本当にビミョ〜ですね。
自分のブログではつまらないとバッサリ書いてしまいましたが、良い点も結構あったはず、美術とかヴィジュアルとか。
でも肝心のストーリーがどうも引き込まれないんですよね。
>イラストのバーナバス、可愛いですね!
ありがとうございます!
参考にしたのがティム・バートン風に描いたポケモンっていう
本人が描いたのとは違うイラストだったのですが、
そういうものの方が雰囲気がより強調されておもしろいような気がします。
(そのポケモン達もコワかわいいもの達ばかりでした。)
>画力、全くありませんが、出来るなら原哲夫先生くらいの絵を書きたいと無謀なことを夢見ます(笑)
ぜひ、描いてほしいですねぇ。
ジャンプだったら、ページをめくっていたら手が真っ黒になってしまうほど
濃ゆ〜〜〜く書き込んでほしいです。笑
>良い点も結構あったはず、美術とかヴィジュアルとか。
今やティム・バートンならばこれぐらいできて当たり前ってレベルにはなっていますよね。
それ以上を期待されちゃうのが有名監督なのかもしれません。