パルプ・フィクション 原題:PULP FICTION
製作1994年 アメリカ 監督:クエンティン・タランティーノ
原案:クエンティン・タランティーノ、ロジャー・エイヴァリー
脚本:クエンティン・タランティーノ
出演:ジョン・トラボルタ、サミュエル・L・ジャクソン
ユマ・サーマン、ブルース・ウィリス
前々から思っていたのですが、タランティーノの映画に
使われている音楽ってかっこいいのが多いです。
この映画もBGMがすっごくよかったです。
パルプ・フィクション=低級犯罪小説。
くだらないどころか、なかなかおもしろかったです。
(あらすじ)
強盗をたくらむパンプキンとハニー・バニー。
2人のギャング、ヴィンセントとジュールス。
ギャングのボス、マーセルスとその妻ミア。
マーセルスに八百長を申し込まれるボクサーのブッチ。
それぞれのお話が錯綜しながら、物語はクライマックスへと
むかっていく・・・!
それぞれ独立したお話がいくつもからみあっていくので
154分あるけれど、飽きることなく観れました。
もちろんタランティーノだけにバイオレンスはつきものです。
「あんた、軽率だよ!」ってつっこみたくなるのもあるけれど、
そこは低級小説なので目をつぶりましょう。
会話もFU○Kを連呼しすぎですが(笑)、
おもしろかったです。
私はこういう色んなお話がやがて一つにつながり収束していく
・・・という映画、好きです。
あと、最初にも書きましたが、音楽が場面にとってもマッチしてるのも
観やすかった原因かも。
「Misirlou」これはミザルーと読むのですね。
今まで知らなかった・・・(x_x)
本作の他にも『TAXI』や『ウオーターボーイズ』でも使われてます。
しかし私がこの曲を聴いて真っ先に思い浮かべるのは
K−1のピーター・アーツ!
彼が入場曲にコレを使っていたのです。
この曲、とってもかっこいいです。
King Of Surf Guiter、Dick Daleのご機嫌なナンバーです。
サントラには曲だけでなく、作中の会話も入っているようです。
ちょっと欲しくなってきました・・・。
2007年12月18日 追記
『ニキータ』や『アサシン』を観て、ハーヴェイ・カイテルの
演じた掃除屋という役どころが気になったので
観なおしました。
2回目もめちゃめちゃおもしろかったです!
ジョン・トラボルタのダンスにしびれました。
やっぱ、かっこいいッス!!
掃除屋は同じ設定・・・なのかな?
『アサシン』の掃除屋は自分で黙々と「仕事」を
こなしていたのですが、本作では指示するだけでした。
冷静沈着な点は同じでしたが。
ホントにこういう職業があったら・・・怖いです。
2014.01.13 追記
久しぶりの再見でしたが、やっぱりおもしろかったです!
一気に観ちゃいました。
時系列がバラバラで話があっちゃこっちゃいきますけど、おもしろいんです。
黒スーツでバッチリきめた二人が気が付けばTシャツ短パン姿に着替えていて
笑いながら観ていたら、笑えない展開でその姿になっている事に気が付いて
ひえ〜〜!なんて事も。
ブッチの時計のエピソードなんて思わず笑っちゃいましたが、
(クリストファー・ウォーケンが大真面目なのがまたなんともいえず・・・。笑)
ブッチ本人はそんなにまでして自分に託してくれた父に感激してるんですよね。
どうでもいい話をグダグダしてるように見えて
実は後につながっていたりとか、
ちゃんとした話をしてるように見えて
実は言ってる本人も意味が分かっていなかったりとか
笑いどころと戦慄するところも含めて色んな意味でホント絶妙なんです。
何度観ても楽しめる映画だと思います。
今回観て得た教訓は
トイレから出る時は気を付けましょう・・・って事で!笑
【関連する記事】
この映画は、大学時代にみんなで観ました。
「トラボルタのダンスがカッコ良すぎる!!」と、友人が勧めてくれました。
確かに、カッコよかった。
あまりにクールに踊っていた為、しばらくはトラボルタの顔が頭から離れませんでした。
「サタデーナイトフィーバー」主演の実力を如何なく発揮した、トラボルタ会心の一作だと思います。
この映画は、落ち目だったトラボルタを救うために
「僕が何とかする!」とタランティーノが
脚本を書いたのだそうです。
タラちゃんがトラボルタを信じ、理解しているからこそ
あんなかっこよさを出せる事ができたんでしょうね。
ちなみにWikipediaによるとFXXKという言葉の使用回数は
ダントツの1位だそうです。
・・・・・ちなまなくてもいいですか?
いや〜、本当に面白かったです!!
適当な言葉が見つかりませんが、一言で
言えば「cool!」という感じでしょうか?(笑)
タランティーノの映画って音楽が本当にカッコイイですね〜
感心します!!
>ジョン・トラボルタのダンスにしびれました。
ですね〜、ユマ・サマーのダンスも良かったですが、
比じゃないですね!本当にカッコ良かったです!!
サタデーナイトフィーバーも見たくなりました!!(^^♪
出演者の皆がいい味を出してて良かったですね〜
僕も早くブログを書きます!(^.^)
おぉ〜、ご覧になりましたか。
>一言で言えば「cool!」という感じでしょうか?(笑)
グダグダしてたり、下品な事ばっかりしゃべってたとしても、
なぜだかカッコイイんですよね〜。
>出演者の皆がいい味を出してて良かったですね〜
タランティーノ監督って
根っからの映画好きというか
まず、お気に入りの俳優さんがいて
その人を基にキャラつくりをしてるのかなって思ってます。
どの人もはまり役ですよね!
『ジャッキー・ブラウン』は主演のパム・グリアーのために
というか、パム・グリアーを使いたいために
原作の設定を変えたらしいです。
記事を書いたら、またお邪魔しに行きますね。
私も今日借りに行こうかなぁと思います。
サントラを注文しました!(^^♪
>サントラには曲だけでなく、作中の会話も入っているようです。
>ちょっと欲しくなってきました・・・。
会話が入ってるのがいいですよね〜!
amazonの中古で1円って、お買い得ですよね!
運賃が別にいったとしてもタダみたいなモンですね!(笑)
>サントラを注文しました!(^^♪
私は歌だけのアルバムを買ったのですが、
セリフありバージョンも欲しくなっています。
>会話が入ってるのがいいですよね〜!
F〇CKばっかり言ってるのかもしれませんが(^^;
かっこいいですよね〜!
1円ってホント安いですよね。
私は文庫本を1円で買ってます。
送料含めても安いですよね〜。
初見でしたがよく聞く音楽で、ノリノリで楽しめました。
トラボルタの投げキッスのイラストがセクシィー!
>黒スーツでバッチリきめた二人が気が付けばTシャツ短パン姿に着替えていて
笑いながら観ていたら、笑えない展開でその姿になっている事に気が付いて
こういうところも上手くて、何度みても楽しめますよね。あの掃除屋さん「アサシン」にも出ていたんでしょうか?
怖いけど、確かにこういう職業のひともいそうですよね。昔読んだ桐生夏生の「OUT」では、普通の主婦がひょんなことからそういう仕事を始めてたなぁ…。
>クリストファー・ウォーケンが大真面目なのがまたなんともいえず・・・。笑
ここ大好きです。クリストファー・ウォーケンってこういう役が上手いですよねぇ。
その時計を大切にしているブッチもそうとう真面目です。
真面目にやるから面白いという見せ方が上手かったです。
>初見でしたがよく聞く音楽で、ノリノリで楽しめました。
車の中で好きな曲をランダムで聴いているのですが
本作のサントラは本当にかっこよくて聞きほれてしまいます。
>あの掃除屋さん「アサシン」にも出ていたんでしょうか?
ハーヴェイ・カイテルがどちらも掃除屋さんを演じていました。
調べてみたら「アサシン」が製作年数は早かったので
タランティーノが設定を気に入ったのかもしれませんね。
事件現場の清掃業っていうのはCSIマイアミでも出てきていたと思います。
ナタリアの元ダンナがこの仕事でした。
『サンシャイン・クリーニング』も一般女性が清掃業をやってました。
>ここ大好きです。クリストファー・ウォーケンってこういう役が上手いですよねぇ。
>その時計を大切にしているブッチもそうとう真面目です。
>真面目にやるから面白いという見せ方が上手かったです。
真面目にフマジメなところがおもしろかったです。
ちょっとでも笑わせてやろうってところが見えると
台無しになっちゃいますから、そういうのをまったく見せないのが素晴らしいです。