2007年03月26日

ジャンル分けが難しい


エミリー・ローズ 原題:THE EXORCISM OF EMILY ROSE
製作2005年 アメリカ 監督:スコット・デリクソン
脚本:ポール・ハリス・ボードマン、スコット・デリクソン
出演:ローラ・リニー、トム・ウィルキンソン
ジェニファー・カーペンター


TVでCMをみた時から気になっていた作品。
悪魔憑きになったエミリーがめちゃめちゃ怖かったんです。
でも、かといって、純粋なホラーかというと
そうでもないんですよね。
物語の大半は法廷ですから・・・・・。
そうはいってもホラー的要素はビンビンなので
観る時は覚悟して観てください。

(あらすじ)
エミリー・ローズという19歳の女子大生が亡くなった。
彼女は悪魔に憑依されたと考えられ、ムーア神父により
悪魔祓いの儀式を受けたが失敗してしまったのだ。
しかし彼女は精神病であると考えられ、治療を放棄させたとして
神父は過失致死罪に問われてしまう。
敏腕弁護士エリンは不可知論者ではあるが、ムーアの弁護を引き受け
法廷の場で悪魔の存在を証明しようとする・・・・・。


私は宗教を熱心に信じているわけではないけれど
(神様はいると思ってますが・・・)
医療も万能ではないと思ってます。
自分の目に見えないものを全て『幻覚』で
片付けていいものなんでしょうか?
難しいですね〜。
あ、ちなみに『痛み』や『しびれ』も検査して
客観的な数値で表すことはできません。
人の痛みって理解するのがとっても難しいですよね・・・。

この映画は実際に1976年にドイツで起きた
アンネリーゼ・ミシェル事件を基に作られているそうです。
この女性はてんかんだったのに、治療せずに餓死したそうです。
こうやって字面だけを追うのと、
作り手が悪魔は存在するという風に作ってみせられた場合では
随分印象が変わりますね。
トム・ウィルキンソンの真摯な演技もあいまって
私はかなり弁護側に偏って観てしまいました。


一応、ホラーに分類されているからか、DVDで本編が始まる前の
予告編がやたら怖いものばかりでした。
本編スタートを押すと一瞬怖い映像が入るし・・・
そこまでホラーっぽく作んなくていいよと思ってしまいました。
posted by マミイ at 16:10| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 法廷モノ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。