ナチョ・リブレ 覆面の神様 原題:NACHO LIBRE
製作2006年 アメリカ 監督:ジャレッド・ヘス
脚本:ジャレッド・ヘス、ジェルーシャ・ヘス、マイク・ホワイト
出演:ジャック・ブラック、エクトル・ヒメネス
アナ・デ・ラ・レゲラ
『ホリデイ』も公開されたことですし、
今月はジャック・ブラック(JB)強化月間ですよ!!
という事で、早速観ましたよ。
(あらすじ)
イグナシオ(通称ナチョ)は修道院で育った孤児。
今は大人になり、修道院の料理番として働いている。
孤児達のことが好きで、何とかもっとおいしい食事を与えたいが
貧しい修道院にはそんな金銭の余裕はない。
ナチョはある日、町でルチャ・ドール(プロレスラーの事)の
贅沢な暮らしぶりを見かける。
前々から憧れていたこともあって、
ナチョはルチャ・リブレ(プロレス)の試合に密かに出場し、
子供たちのために賞金を稼ぐことを決意するのであった・・・。
設定だけ聞くと、なんだか「タイガーマスク」のようですが、
そこはジャック・ブラック!
お涙頂戴だけの人情ドラマでは終わりませんことよ。
わけのわからない修行やルチャの試合っぷり、
鍛えても鍛えられない魅惑の!?ボディなど笑いどころ満載です。
ジャック好きにはたまらない、大傑作です!
ジャックだけじゃなく
子供たちもかわいいし、コンビの『ヤセ』はおもしろいし、
修道女エンカルナシオンはペネロペ・クルスばりの美人だし
敵のラムセスは性格からして悪役だし
登場人物みんな、ひねりがなくてわっかりやすいのも
この作品のいいところです。
いやー、笑えました。
でも、それ以上に感動ね。
主役のふたりはずっと弱いまんまで、レスリングの試合とかドタバタやって全然マジメに描いていない。
実はそれは狙いであって、勝ち負けとかより「人は何のために戦うべきか」ってゆー結構マジメなテーマを浮かび上がらせていた。
分かりやすい展開の作品ですし、爆笑連発ですが、夢を追い続けることの意味とかもなんか考えさせられて、深みのある映画として受け止めました。
こんなフザケタ映画を観て、そんなことをマジメに考えてしまう僕ってアホでしょ?(爆)
記事を読んだらきっと引くよ。それぐらいシリアスになってる。
TBしたのでおいで。(笑)
師匠のレビュー、早く観たくてたまりませんでした。
早速この後突撃させていただきます!!
劇的に強くなっていくのかと思ったら
さすがジャック!全然変わらないんですよね(笑)
人間、そんな簡単に変わるものではないですもんね。
シリアスレビュー楽しみです。
TBありがとうございます〜♪