コーヒー&シガレッツ 原題:COFFEE AND CIGARETTES
製作2003年 アメリカ 監督:ジム・ジャームッシュ
脚本:ジム・ジャームッシュ
出演:ロベルト・ベニーニ、イギー・ポップ
ケイト・ブランシェット、ボブ・マーレイ
私は、コーヒーは最近飲めるようになりました。
タバコは・・・全然ダメです。
タバコとコーヒー・・・労働者階級みたいな
ワイルドなイメージもあるけど
ファニー・アルダンみたいな美熟女がタバコをくゆらせてると
とってもおしゃれな感じがします。
私もそんなオンナになってみたいですが・・・無理です。
タバコとコーヒーにまつわる11のモノクロ短編集。
舞台は喫茶店。
テーブルの上にはコーヒー。
タバコをくゆらせながら会話をする・・・・・
ただそれだけです。
イロイロなエピソード。
本当に登場人物が日常そんな風に暮らしているんじゃないか
ってくらい自然な会話。
自然すぎておもしろくないと感じる人もいるかもしれません。
私がおもしろかったエピソードは
ケイト・ブランシェット主演の『いとこ同士』です。
ケイトが知的でスターな自分とはすっぱないとこの2役を
見事に演じわけてます。
今までケイトは冷たい印象があってどことなく苦手だったのですが
好きになりました。
『幻覚』に出てくるビル・マーレイもおもしろいです。
ちょっと神経質でビョ〜キっぽい雰囲気・・・
ビルにぴったりです。
全編通じて爆笑することはなく、クスリって感じのおかしさ
なのですが、こちらもコーヒー飲みながら
(できればタバコを吸いながら)
穏やかに観たい作品です。