蝿男の逆襲 原題:THE RETURN OF THE FLY
製作1959年 アメリカ 監督:エドワード・L・バーンズ
原作:ジョルジュ・ランジュラン
脚本:エドワード・L・バーンズ
出演:ヴィンセント・プライス、ブレット・ハルゼイ
1958年製作の『蝿男の恐怖』がホラー映画でありながら
怪人の苦悩、切ない愛情が盛り込まれた面白いお話だったので
続編である本作を観てみる事にしました。
(あらすじ)
フィリップの父はフィリップが幼いころに自殺したが、
その死に疑問を感じていたフィリップは母の死後、伯父を問い詰め
蝿男の哀しい事件を知ることになる。
父の遺志を継ぎ物質転送装置を完成させようとしたフィリップは・・・・。
前作はカラーでしたが、本作はモノクロでした。
古典的ホラーの雰囲気を出そうとしたんでしょうか?
無理に女性の悲鳴を出そうとしたりとか、
前作よりホラーっぽい雰囲気を出そうとしていたように思いました。
リメイク作品では2で子供が生まれたことに少し違和感を感じたのですが
(そうしないとお話にならないから仕方がないのですが・・・。)
本作は元々いた子が大きくなって父の遺志を継ぐというのは理解できました。
しかし、蝿男になる理由が・・・・・ちょっと無理があるような。
まあ、驚きの展開と言えば驚きなのですが。
上映時間が短く、非常にスピーディなので
ホントあっという間に終わってしまいました。
残念ながら、前作を超えるできにはならなかったようです。