2013年05月20日

軽妙洒脱な時代劇オペレッタ

osidori.jpg
鴛鴦歌合戦
製作1939年 日本 監督:マキノ正博
脚本:江戸川浩二
出演:片岡千恵蔵、市川春代、志村喬、ディック・ミネ


まず、タイトルが読めませんでした(^^;
「おしどり」ってこんな字を書くんですね。
昭和初期に作られたオペレッタなのですが、
つくりが明るくって楽しめました!

(あらすじ)
傘屋の娘お春は長屋の隣に住む浪人浅井禮三が好きだが
豪商の娘おとみも親同士が決めた許嫁の藤尾も禮三が好きで
お春の心は落ち着かない。
そんな時にお春を見初めた若殿、峯澤丹波守が現れ・・・・・。


普段は日本の歌をあまり聴かないのですが、
この映画の歌は軽快でとてもよかったです。
演歌ではなく、歌謡曲って感じでしょうか。
うらみつらみはなく、サッパリと観られました。
ジャンルは少し違いますが、
宮藤官九郎の『真夜中の弥次さん喜多さん』を思い出しました。
(『真夜中の・・・』は不条理コメディなので、あうあわないがあります。)

とにかく、お春ちゃんがカワイイ!
顔はちょっとえなりかずきが入っているのですが
(私の似ている!は信憑性がないのでスルーしてください(^^;)
声がとってもかわいくって
歌もほ〜〜〜んとにかわいかったです。
ついついいじめたくなっちゃう禮三さんの気持ちがわかりました。笑

志村喬は『生きる』でも美声の歌を披露していましたが、
こちらでもとってもいい声を何曲も披露していて、思わず聞きほれてしまいました。
実際にレコード会社からスカウトがきたというエピソードも納得です。

「お父さん、嫌い!」
「いや〜、すまん、すまん。」
・・・・・って全然反省していない父!笑
この父娘が微笑ましかったです。

ラストは最初、エ〜〜ッと驚きましたが、見事な大団円!!
戦前にこんな映画を撮ったなんてすごいと思います。
今日は麦焦がし・・・はったい粉を買ってきて
お春ちゃん気分にひたろうと思います!

で、映画とはあまり関係ないですが、今回「おしどり」を調べてみたところ
「おしどり夫婦」という言葉が有名であるにもかかわらず
おしどりは毎年パートナーを変えるのだそうです。
しかもオスは育雛はしないそうです。
おしどり夫婦の概念が崩れ落ちました!笑




posted by マミイ at 05:16| 大阪 ☔| Comment(10) | TrackBack(1) | 西部劇・時代劇・歴史もの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
マミイさん、こんにちは☆
私も少し前に見ました〜!!!
良い作品ですよね〜♪

>普段は日本の歌をあまり聴かないのですが、
>この映画の歌は軽快でとてもよかったです。
>演歌ではなく、歌謡曲って感じでしょうか。
>うらみつらみはなく、サッパリと観られました。

演歌ってうらみつらみな感じですか???
最近は違うと思いますけど・・・
まぁこの作品の歌は良かったようで、嬉しいです〜♪

>顔はちょっとえなりかずきが入っているのですが

う〜ん、びみょーーー。

>声がとってもかわいくって
>歌もほ〜〜〜んとにかわいかったです。

ほほほほほ・・・
あの音程で70年後も楽しませて下さる・・・
ホントすごいお人です(笑)。

>ラストは最初、エ〜〜ッと驚きましたが、見事な大団円!!
>戦前にこんな映画を撮ったなんてすごいと思います。

あのラストシーンに、青空いっぱいのカラフルな傘が見えて
本当に素晴らしいと思いましたが、
「GWTW」などと同じ製作年なので、
敗戦国の(フィルム保存の)悲しさも思いました。

>おしどりは毎年パートナーを変えるのだそうです。
>しかもオスは育雛はしないそうです。

これは結構有名な話ですよね〜
もちろん初めて知った時はショックでしたが。
Posted by miri at 2013年05月20日 11:20
 マミイさん、こんばんは

宮川さんの作る画調が明るくて綺麗で、miriさんも仰ってるように白黒なのにカラフルな傘と抜けるような青空が印象的でした。
歌は戦前のジャズというか、ジャズ・テイストの入った歌謡曲じゃないでしょうか。

お春ちゃん>拗ねた顔が可愛い!(笑)
お富ちゃんとの、
♪な、な、な、何です!貴女は売らぬと仰るの♪
の「へそ談義」も面白かったです。

ホント、狂斎さんは「いや〜、すまん、すまん」と4回も言いながら、「喉元過ぎれば〜」ですよね、絶対。(笑)

麦こがし、ですか(笑)>
♪米の飯なら誰でも食べる 粋なもんだよ麦こがし♪
マミイさん、中々の粋人でいらっしゃる。

ラストの大団円>あれで何もかも許しちゃいます。
ちょっと無敵なラスト。
Posted by 鉦鼓亭 at 2013年05月21日 00:29
追伸 今にもお春ちゃんが歌いだしそうで。
   雰囲気の出てる、素敵なイラストです。
Posted by 鉦鼓亭 at 2013年05月21日 00:37
miriさん、おはようございます。

>演歌ってうらみつらみな感じですか???
>最近は違うと思いますけど・・・
J-POP含め、日本の歌自体をあんまり聴かないのでたいそうな事は言えませんが
演歌は怨歌・・・・・そんなイメージが強いです(^^;
最近の演歌はまったく知らないです。

>う〜ん、びみょーーー。
あはは、やっぱり(^^;
いろいろと勘違いしても我が道をすすんでます!?

>ほほほほほ・・・
>あの音程で70年後も楽しませて下さる・・・
>ホントすごいお人です(笑)。
お春ちゃんのあの歌でなければ、この映画の魅力は半減しちゃいます。
リメイク不可能な映画です!笑

>「GWTW」などと同じ製作年なので、
>敗戦国の(フィルム保存の)悲しさも思いました。
フィルム保存・・・・そんな視点では観てませんでした!
そう言われれば、そうですね。
映画とは直接は関係がなくても
やはり時代背景って重要ですね。
しみじみと感じ入りました!

>これは結構有名な話ですよね〜
>もちろん初めて知った時はショックでしたが。
お恥ずかしい話、オシドリを思い浮かべる事すらできず、
今回ネットで調べて初めてその姿を知りました。
もう、驚き桃の木サンショの木ですよ!
これからは「おしどり夫婦ね」って軽々しく言えません。笑
Posted by マミイ at 2013年05月22日 08:26
鉦鼓亭さん、おはようございます。
イラストもお褒めいただき、ありがとうございます。

>宮川さんの作る画調が明るくて綺麗で、miriさんも仰ってるように白黒なのにカラフルな傘と
>抜けるような青空が印象的でした。
私も普段は白黒映画はキホン白黒で描くのですが、
この映画には色が見えました。
お春ちゃんの周りは薄ピンク〜♪でした。

>ホント、狂斎さんは「いや〜、すまん、すまん」と4回も言いながら、
>「喉元過ぎれば〜」ですよね、絶対。
4回も言ってましたか!
すまん、と言えば言うほど言葉の重みが軽くなっていきますね。笑

>マミイさん、中々の粋人でいらっしゃる。
それが、近所のスーパーには売ってなくて・・・(>_<)
仕方がないので
今回は麦スナックを買って食べました。
麦焦がしならぬ、麦粉菓子です(^^;

>ラストの大団円>あれで何もかも許しちゃいます。
>ちょっと無敵なラスト。
終わりよければすべてヨシ!ですね。
(もちろん途中もよかったですけれど・・・。)
まさに無敵です!!
Posted by マミイ at 2013年05月22日 08:32
>麦焦がしならぬ、麦粉菓子です(^^;

えぇ〜い!
持ってけドロボー!

ざぶと〜ん、いちま〜い♪

イラストが「感じでてて良いですよ〜」って
書き忘れたので、ご訪問いたしました。
失礼いたしました(笑)。

Posted by miri at 2013年05月22日 08:44
あ「横入りでごめんなさい」って書き忘れました☆
イラストの分も入れて、座布団2枚!!!
Posted by miri at 2013年05月22日 08:45
miriさん、こんにちは。

>イラストが「感じでてて良いですよ〜」って
>イラストの分も入れて、座布団2枚!!!
イラストへのコメント&座布団、ありがとうございます!!
調子に乗って、没収されないようにこれからも精進いたします!笑

Posted by マミイ at 2013年05月23日 13:30
こんにちは!
皆さんが観ていて気になっていたんですが、やっと観られました。思いっきり明るい気分になれる作品でしたね。
ホント、お春ちゃんの声やしゃべり方が可愛かったです。「嫌いっ!」と怒っていても、むしろ可愛い!
えなりかずき似とは思わなかったけど(笑)、偶然にも、お富さんの付き人?を観ていたら「リメイクするなら彼はえなりだなぁ」と思ってたところです。
この作品事態が、彼の雰囲気にあってるのかも?

イラストのお春ちゃん、今にも傘を回して彼と一緒に歌い出しそうです。この傘がなんとなくモダンな雰囲気だしてましたね。
Posted by 宵乃 at 2013年07月17日 14:45
宵乃さん、こんにちは。

>皆さんが観ていて気になっていたんですが、やっと観られました。
皆さんの評判がいいと気になりますよね!
最近私は全然観れていませんが(^^;

>ホント、お春ちゃんの声やしゃべり方が可愛かったです。
カワイイですよね!あの「嫌い」だったら言われてみたいかも。笑

>えなりかずき似とは思わなかったけど(笑)、
あぁ、やっぱり(^^;
似てる!でなくて、なんとな〜くそう思ったので
絶対に賛同は得られないだろうなぁと思ってました。笑


>イラストのお春ちゃん、今にも傘を回して彼と一緒に歌い出しそうです。
外で傘をたくさん干してあるシーンもよかったですよね。
miriさんや鉦鼓亭さんがおっしゃっていますが
傘と青空が印象的な映画ですね。 
Posted by マミイ at 2013年07月18日 13:45
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Weblog: セピア色の映画手帳
Tracked: 2013-05-21 00:32

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