SPIRIT スピリット 原題:霍元甲
製作2006年 香港・アメリカ 監督:ロニー・ユー
脚本:クリスティン・トー、クリス・チョウ
出演:ジェット・リー、中村獅童
ジェット・リー主演だったので観たかったのですが、
この当時は中村獅童がそんなに好きではなかったのでスルーしてました。
今の獅童さんはEテレの「歴史にドキリ」という小6の社会番組で
変な(笑)歴史のコスプレをしてるのが好きです。
(あらすじ)
霍元甲は幼い頃は病弱で父は武術を教えてくれなかった。
しかし、元甲は独学で武術を学び、天津一をめざして
生死をかけた危険な試合を続けるのであった・・・・・。
始まりの数分以後中村獅童は出てこなくなるので
(霍元甲の幼少から青年時代の回想がメイン)
宣伝ではW主演みたいな感じだったのになぁ・・・と思いました。
もちろん最後はバシッときまってましたけど。
霍元甲というのは実在の人物なのだそうです。
ブルース・リーの『ドラゴン怒りの鉄拳』にも霍元甲が出てくるらしいです。
(私は未見ですが。)
でも、この人は病気でお亡くなりになったそうで、
映画はそのあたりは完全フィクションなのだそうです。
(日本が完全悪者という扱いでなくてよかった、と日本人の私は思いました。)
ジェット・リーは辮髪が似合います!
流れるような体のさばきには毎度ウットリしてしまいます。
さすがは中国全国武術大会5年連続優勝者です!!
槍とか、三節棍とかの扱いに萌えました!!!笑
この映画の霍元甲の思想、SPIRITは
ジェット・リーのSPIRITそのままなのだと思います。
試合は優劣をつけるためのものではなく、
己に打ち克つためにある・・・・・・
派手なカンフーアクションの映画というよりは
心の内面を描いた映画だと思います。
遅まきながら、獅童さんの魅力にやっと気づきました。
彼の他の出演作品も観てみようと思います。