シーズ・ソー・ラブリー 原題:SHE'S SO LOVELY
製作1997年 アメリカ・フランス
監督:ニック・カサヴェテス
脚本:ジョン・カサヴェテス
出演:ショーン・ペン、ロビン・ライト・ペン、
ジョン・トラボルタ
これも愛がテーマの映画です。
でも、主人公の男女、キレすぎです。凡人には理解不能。
こんな女性をもラブリーといってしまう、
『アイノチカラ』はとんでもないですね。
(あらすじ)
モリーは最愛の夫エディが3日も帰ってこない事にイラつく。
半ばパニックに陥ったモリーは酔っ払った挙句に
隣人に暴行されてしまう。
その事に気づいたエディは暴れ、精神病院に収容。
それから10年の歳月が過ぎた・・・・・。
とにかく、前半はヒステリックにわめいていて
後半もとにかく神経質にイライラしまくっているモリー。
そんな彼女をただただ、愛しいと言い続けるエディ。
傍観者として観ていると、「それでいいんかいっ!」と
ツッコミをいれてしまいました。
他人からみるとただの「ロクデナシ」でも
当人にとっては「ステキな相手」なのでしょうね。
ショーン・ペンは相変わらずの熱演です。
ホントにこの人、普段もこんな性格なんじゃ・・・
ってつい思ってしまうほどです。
ロビン・ライト・ペンはショーン・ペンの奥さんです。
『フォレスト・ガンプ』の頃は結婚してなかったので
ロビン・ライトでした。
結婚して「ペン」をつけたそうです。
私的にはエディの友人ショーティー役の
ハリー・ディーン・スタントンがよかったです。
この人のように他人の恋愛に口をはさまず、
ただただ寡黙に見守るのがいいのかもしれませんねぇ。
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