イン・ザ・ベッドルーム 原題:IN THE BEDROOM
製作2001年 アメリカ 監督:トッド・フィールド
原作:アンドレ・デュバス
脚本:ロバート・フェスティンガー、トッド・フィールド
出演:トム・ウィルキンソン、シシー・スペイセク
う〜む、この映画、あまり観ない方がいいかもしれません。
特に、子を持つ親の方は・・・・・。
悪い映画だとか、つまらない映画だとか
そんな理由ではありません。
観終わった後、とてつもないやりきれなさしか残りません。
(あらすじ)
アメリカの小さな町で開業医をしているマットとその妻ルース。
彼らの元に大学生の1人息子のフランクが帰省してきた。
フランクは年上の女性ナタリーと恋に落ちる。
ナタリーは2児の子持ちであり、暴力的な夫のリチャードとは
現在別居中。リチャードは離婚に応じる気はない。
ある日、フランクはナタリーの家でリチャードと口論に。
そしてフランクはリチャードに銃殺されてしまう。
マットとルースは突然の事に動揺を隠せない・・・・・。
例え、この作品とは違ったラストであったとしても、
死んだ息子が帰ってくる事はありません。
だから、やりきれなさしか残りません。
どんな子供でも親より先に死んだらいけません!!!
悲しい事件がなくなるよう祈るほかはありません・・・。
重いって感じもないんですが、絶望感みたいなのがスゴイ。
心理サスペンスとしては一級品の傑作ですね。
役者の演技に尽きますよ。心理描写の素晴しさに舌を巻きました。引き込まれましたねー。
復讐によって心に安らぎがもたらされるのか。
あの夫は罪の意識から一生逃れられずに生きるんでしょうね。それは息子を亡くすより辛いことかもしれません。本当にこれは哀しい物語ですね。
傑作だと思いますが、もう二度と観たくない映画の一本です。TBしますねー。
役者さんがすごかったから余計に入りこんじゃったんでしょうね。
親の立場で観ると、本当に心苦しいです。
救われません。
っていうか、何やっても救われる事はないと思います。
TB、いつもありがとうございま〜す。
またこちらからもヨロシクお願いします。
凄いですな。ア行からのまとめが。
私もだいたい観てますが、全部とはいかないので目を瞑ってとめてみましたw
考えさせられる話でしたねー。
文学っぽい話の流れにひきこまれてしまい
ましたですョ。
何を失って何が手に入ったのか。
何かを成し得た様できっと何もなかったかの様なそういう空虚感が胸にとまった一本でした。
そうだね。マミィさんの言うとおり、
どんな子供でも親より先に、だね。
納得。
古い記事にもコメントありがとうございま〜す♪
嬉しいです!
このブログたちあげたのが去年の1月なのです。
まだ1年ちょいしか経ってないのに
アホの子のように映画三昧してます。
家事は・・・・・ほっとんどしてません!(爆)
で、肝心の内容は・・・・
ホントに考えさせられる話でした。
でも、自分に置き換えてなんて・・・絶対にできないです。
もう一度観ろって言われても
これだけはイヤですね。