ネバーエンディングストーリー第2章
原題:THE NEVERENDING STORY II: THE NEXT CHAPTER
製作1990年 アメリカ・ドイツ 監督:ジョージ・ミラー
(注:マッドマックス等のジョージ・ミラーとは別人です)
原作:ミヒャエル・エンデ
脚本:カリン・ハワード
出演:ジョナサン・ブランディス、ケニー・モリソン、
クラリッサ・バート
世間的にはあんまり高評価ではなかったような気がするので
なんとなく敬遠していた作品ですが、
今回のファンタジー企画で原作も読んだことですし
挑戦してみる事にしました。
(あらすじ)
ファンタージェンを救い人間界に戻ってきたバスチアンであったが
相変わらず勇気を出せないパッとしない日々を送っていた。
またふらりと立ち寄った古本屋さんで
再び「ネバーエンディングストーリー」の本を見つけ
幼心の君の「助けて・・・」という声が聞こえ・・・・・。
銀の都や巨人、空想から生まれたドラゴンなどは原作に出てきていましたが、
ストーリー展開は原作と大きく違っています。
悪い魔女サイーデが割とすぐに出てきて
彼女の策略によってバスチアンの思い出が消えていく事になりました。
こちらの方が原作よりも理解しやすいような気がしました。
良きも悪しきもすべてを受け入れてしまう
「望みを統べたもう金の瞳の君」の大いなる愛、みこころは
凡人にははかりしれないものだからです。
で、前作のときにもっとお父さんとのを関係を示してほしかったなという私の願いが
本作ではかなえられていました。
その点の心情に関しては前作よりも本作の方が原作に近いと感じています。
そりゃあ、冒険・ファンタジーという視点から観ると
本作は前作には遠く及ばないでしょう。
アトレーユは美少年からちょっとエキゾチックな雰囲気の子に変わってしまいましたし。
(原作では緑の皮膚の狩猟民族なので、本作の方が近いかも。)
でも、勇気とは、愛とはという普遍的なものを
しっかりと描いたすばらしい作品だと思いました。
ロックバイターのジュニアが見れたのは嬉しかったですし、
ラストに関しては私は本作の方が何倍も好きです!!
親の気持ちが描かれているので、
子供のときよりも今観れてよかったです。
世間一般の評価ってあてにならない事もあるので
しっかりと自分の目で確かめるのはとても重要であると強く思いました。
いい機会を与えてくださったブログDEロードショーに、
まとめ役の宵乃さんに改めて感謝いたします。
ありがとうございました!!
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わたしもこの作品は、抱いていた印象より評判が悪すぎて「あれ?」と思ってたんです。やっぱりお父さんとのことをしっかり描いていて、観ようによってはこちらの方がいい事だってあります。
1のオンエアをしておいて、2はしなかったのは、この評判の悪さのせいかな?残念!
あと、マクロス7は総集編的劇場版がなかったんですね!?
そっか〜、さすがにDVD13巻はきついなぁ(笑)
時間に余裕ができたら考えてみます!
ボケててすみません。アウリンいいですよね〜、わたしもあれほしいです。尾を噛む蛇のデザインでは一番だと思います。
手はバスチアンかな?
アウリンを握り締めて、思案する少年が思い浮かびました。
>企画内にカウントしてもよかったのに!
ありがとうございます。
なんとなく宿題というか、企画から発生したキモチで観たので。
そういえば、企画を聞いた時に借りよう!と思っていた作品は
まだ借りれていないので、その時はよろしくお願いします。
>観ようによってはこちらの方がいい事だってあります。
何を期待するかによって評価が変わってしまいますよね。
私も勝手に期待してはずしちゃう事がよくあるんですけど(^^;
>そっか〜、さすがにDVD13巻はきついなぁ(笑)
ですよね。笑
私はアニマックスなんかで放送したら観ようと思います。
>アウリンいいですよね〜、わたしもあれほしいです。
私もほしいです!
望みがかなえられなくてもいいから!!
>手はバスチアンかな?
>アウリンを握り締めて、思案する少年が思い浮かびました。
正解です。バスチアンを思い浮かべて描きました。
想像していただけて嬉しいです♪